映画が終わった瞬間、夢から醒めたような気持ちになった。群像劇と言うんだろうか、なんともカテゴリ分けが難しい、これがきっとエドワード・ヤンの世界なんだろうな。具体的なストーリーもあるような無いような、…
>>続きを読むまず画がこんなに綺麗な映画はなかなか観たことが無い。光の活かし方が凄くて、技術が発展していない昔でもここまで鮮やかで奥深い画が撮れることに驚き。誰が主人公か分からないながらも狂気と暴力性で自然と惹き…
>>続きを読む相変わらず画力に圧倒される。それと、ソリッドな語り口で展開される物語が凄い。エドワード・ヤン監督の手腕には、いつも感服するばかりだ。
3組の男女が織りなす群像劇。物語同士の僅かな干渉で、その後の展…
いやぁ、これは凄い。
このヒリヒリとした緊張感とミニマルな語りが、80年代台湾の群像劇という形で109分に収まっている。
『台北ストーリー』と『牯嶺街少年殺人事件』の間というのが、とても納得感があ…
誰が話しているのか一瞬分からなくなる瞬間や、誰かのセリフが別の場所の誰かの動きと重なっていたり、セリフの音声が口の動きと若干合っていないように見えたりする。その時セリフとしての語りは、画面から浮いて…
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