ポランスキーの長編処女作。裕福な中年夫婦と屈折した若者の、ヨットの上で展開される三角関係。
何かあるな思わせるカメラワークとクシシュトフ・コメダのジャズがめちゃくちゃカッコイイ。世代や経済格差間、…
■緊張と退屈とコミカルのいたちごっこ。
ブルジョアと学生、大人になりたくない男と青年には戻れない大人。その他いろんな対比が含まれてて教訓話としても面白い。
(青年にとって)アンドジェイは父、クリスチ…
ヨットの上という実質的な密室空間を創出し、そのシンプルな舞台と、3人だけの登場人物のなかでストーリーを展開していくその設定、脚本の質素で意欲的な構成の巧みさ。
3人の男女は親子のようである。父、母、…
どの画も洗練されてて観てて飽きない。二人きりだとほとんど喋らないつまらなそうな夫婦にナイフいきりやんちゃが加わりバランスが崩れ、しかも三人とも意図がわかりにくい嫌な態度をとりがちなので常に少し不穏。…
>>続きを読むロマン・ポランスキーの長編デビュー作。今日、劇場鑑賞の帰りに、紀伊國屋書店のDVDコーナーに行ったら、ずっと観たかった『反撥』を見つけて、そのついでに本作も購入。
…で、先にこっちを観た。
海と…
船の上で左目右目交互に閉じて人差し指の位置がちが一うみたいな遊びしてたの、自分すぎて笑った。ポランスキーは本当に不穏が好きなんだな。逃げ場のない場所、なんてことのないただのナイフが嫌な緊張感を漂わ…
週末をヨットで過ごす夫婦とヒッチハイクの青年の3人のみの出演
話の展開こそ少ないけど、それを補うヨットと海の画
青年がヨットで仰向けで人差し指挙げて片目ずつ瞑って視点の位置変わる!みたいなん自分もし…