なぜか長年沢田研二が出ていると勘違いしていた映画。全く出ていません。
役に立たないええかげんな警察役に國村隼。
若い頃の佐藤浩一の演技がヌメッとしたサイコパスで良い感じ。
もっとアクションしてる…
非常に違和感のある映画だ。ただし、その違和感は前半では効果的に働いている。直接的に暴力描写があるわけではないのに、冒頭のトカレフが発見される場面から終始不気味さを携えている。それはバイクのエンジンを…
>>続きを読む【男は愛しながら壊れる】
幼稚園のバス運転手の男が、『トカレフ』を持った男に息子を殺されて、殺した男を追いかけるお話。
随分前に観た時は『セブン』みたいな印象があったんだけど、久しぶりに観たら大…
冒頭の嫌な音が工事の音ってわかっても
まだ不快な音が続いて、
不吉な予感が続く。
そして幼稚園のバスでもずっと不吉感。
気になるカメラワークで引き込まれる。
爪をブラシで磨くほど潔癖なのかなぁとか
…
【再鑑賞】
息子を誘拐され瀕死の重傷を負った男。
偶然手にした拳銃で犯行に及ぶ男。
幸せな家庭を持つ者と持たない者の狂気がぶつかり合い、穏やかな日常が崩れていくハードボイルドアクション。
不気味な松…
トカレフを偶然持つ事になった男2人、幼稚園バス運転手で愛娘を登園途中で誘拐殺害された男とその家族と同じマンションに住む地味な新聞印刷工という異色の設定。何故そんな事したのかの説明は特段説明されない、…
>>続きを読むとことん説明を削ぎ落とした果てに、最後に残るのは男と女と銃という記号だけ。黄色がかったフィルムの質感が白昼夢のようで、曖昧とした空気の中で繰り広げられる対決はゼロからゼロを引く空回りの虚無感。ソリッ…
>>続きを読む何故そうなる。しかし悲劇によって解放されることもある。前半の関心事はあっという間に遠い過去に追いやられる。
広角の余白が生む緊張感。団地と広角って合う。暴力の衝動が燃え上がる炎天下の一方で、女たち…