こんな人たちがいるわけないやろと思っていたら、少なくともジャンヌ・モロー演じるカトリーヌの〖奔放で開放的なキャラクターは多くの女性から共感を得た〗らしいです。
〖トリュフォーのもとには「カトリーヌ…
「愛してると男は言った 待ってと女は言った 抱いてと女は言いかけた うるさいと男は言った」
冒頭のセリフです
慎重なのか軽率なのか はっきりとしない男女による恋愛観のズレを表現しているように思えるこ…
カトリーヌの背景にうっすら結婚制度の重圧が見える。
『めまい』の時も思ったが、恋愛という表層の下にある搾取や偽善を婉曲的に描く映画の系譜ってあると思う。多分それを露骨に描くのがファスビンダー。
霧に…
長編三作目でこの歴史的名作撮ってるトリュフォー。ファムファタールと聞いて真っ先に思い浮かぶのはこのジャンヌ・モロー。口髭が似合いすぎるジャンヌ。愛人の弾くギターを伴奏に歌うジャンヌ。とそれを和やかに…
>>続きを読むトリュフォー監督作品。
とにかく自己中なヒロインに翻弄される男たちの物語。女性には刺さるんでしょうか。私にはヒロインの良さがあんまりわかりませんでした。映像としては綺麗です。ラストはなかなか衝撃的で…
フランスで出会い意気投合した文学青年のジュールとジム。
同じ女性を愛し、関係性は変化する。
友情と愛情とで繋がる三人の奇妙な同居生活と、女が選んだ物語の結末。
自由奔放なのか、情緒不安定なのか。
有…
ジョルジュドルリューの音楽とトリュフォーの映像の取り合わせが美しい。
ごろごろと良い台詞が転がってるんだなあ…。
ジムがカトリーヌを諭す時の言葉がどれも真理をついていたように思う。
衝動は誰にで…
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