このレビューはネタバレを含みます
もう商業性、完全放棄でしょ。
ATGとはいえ、まぁ、
よくぞ ここまで、振り切れたもんです。
ほぼ、タルコフスキー+文楽
なんだか
「ストーカー」+「ソラリス」+「近松」
固定カメラの
フレ…
ATG映画が懐かしくて、ちょうど90分に満たない上映時間もその時に都合がよくて、配信を見る。中川信夫監督遺作。
高校生時分、寺山修司の「書を捨てよ町へ出よう」あたりから見始めて、カミさんと結婚前に…
このレビューはネタバレを含みます
冒頭の舞台裏での宮下順子さんの表情がいい。刺すの?刺さないの?からの後ろから肩に手を置く所は、小平次にはきついだろうなぁ。妖艶。
その後は、とにかく仲の良い幼馴染3人の台詞回しが面白い。
うたってい…
“死んでも殺るぜ。”
»旅回りのしがない役者の小平次に、囃子方の太九郎とその妻のおちか…3人は幼なじみながら小平次はおちかに想いを寄せていて、太久郎に決死でその想いを告げたが、小平次はその場で殺さ…
殺された役者小平次が、本当の幽霊なのか幽霊の演技をする生きている小平次なのか分からない。
「地獄」もそうだけど主人公の心の弱さが怪談をつくってる感じ。賽の河原や水子のテーマもまんま引き継がれてる。台…