既に引退状態だった中川信夫監督に依頼して撮られたATG映画。
兎に角低予算で登場人物は三人のみ。
怪談『こはだ小平次』の映画化だけど単に小平次は殺され損なって追いかけて来るだけな感じ。
予算ないから…
あー!ヒロインの人って宮下順子さんやったんやぁ!マシンボーイってば「闇金リアルゲーム」や「農家の嫁は取り扱い注意!」のお年を召してからの宮下順子さんのがイメージ強くて、若き日の宮下順子さんには全く気…
>>続きを読む『東海道四谷怪談』など怪奇・幽霊映画に類い稀なる才能を発揮した中川信夫の遺作。ATGの一千万映画の1本として製作され、出演者を3人に絞る演出が話題を呼んだ。
五七調の台詞回しや美しい衣装など見所多い…
「怪異談 生きてゐる小平次」
〜最初に一言、いちどたりともカメラ移動がなく、全て固定ショットで展開される男二人と女一人に限定した登場人物で繰りなす心理的怪談映画の退屈な中の日本美を映した怪作だ〜
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ある意味怪作で3人だけで映画を構成している。中川信夫と言えば「東海道四谷怪談」「地獄」と怪奇映画の人。82年の時にこの映画が話題になっていてちょっとした中川信夫ブームみたいだった。香港の展示でも名コ…
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