怪異談 生きてゐる小平次の作品情報・感想・評価・動画配信

『怪異談 生きてゐる小平次』に投稿された感想・評価

これが遺作か…ところどころタルコフスキー
終盤の小平次にメロついていたせいで全てを持っていかれてしまったのでいつかまた観よう
ぴよ
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(35mm)
タルコフスキーかと思うほどの長回し。構成もソラリスやストーカーの雰囲気。

「自分のアイデンティティに苦しむ人たちの話」というのは得心した。

中川信夫の映画ではやはり人はほとんど向き合わない。
本作での向き合うシーンは、手前に男二人が向かい合ってゲームをしていて、その奥で宮下順子がお手玉をしてるシーンであり、
藤井仁子氏の講演で語られた、…

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3.8
相変わらずのロングショットの素晴らしさ。戦闘場面を写さず、それを見守る宮下順子だけ写す。

鈴木泉三郎の戯曲を中川信夫が脚色、監督した、中川の遺作。ATGの一千万映画。公開時は中川の「東海道四谷怪談」を併映したが、冒頭の新東宝マークは東宝マークになっていた。本作は16ミリを35ミリにブロー…

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これが初めて観る中川信夫作品とは…、とても悪い滑り出しだ。

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