中絶禁止法があった時代。法を犯して女性の中絶を手助けしていたヴェラローズドレイク。無償で、若い女性たちの中絶をしていたヴェラの施術した1人の女性が重体になり、ヴェラは逮捕され、法で裁かれる。
彼女…
「彼女には誰にも打ち明けたことのない 秘密があった」っていうから「えーなんだろう?」って想像したけど、全然違ってビックリした。
ヴェラが当時の法律に触れることだと知りながら堕胎幇助をしていたにして…
1950年のイギリスが舞台。裁判に用いられるのは1861年の法律。それから70年以上経った今でもこの1861年の法律が適用されていて、この作品の主人公が行なった非合法な中絶や、その手助けをした者は、…
>>続きを読む闇バイトかと思ったら無報酬でした。
原則違法ですが、合法的な抜け道はあったようです。劇中ではサリー・ホーキンスがその手を使っていました。
少なくとも1967年中絶法以降は
「2人の登録医師が、妊…
うっわ、寂しい終わり方。
ヴェラの優しさからの行いだってみな理解している、、けど時代的にもその優しさを素直に称賛することなんて出来るわけないよね。
お金儲けのために結構同じような事をしていた人がいる…
1950年代の北ロンドンが舞台。つつましくも幸せに暮らす家族四人。家政婦として働く主婦が主人公。前半は主婦の生活をテンポよく描き、後半は一気にシリアスな展開。中絶、女性差別、善と悪、家族愛について考…
>>続きを読む魂をえぐられました。
イメルダスタウントンさんの前半の愛と優しさに溢れた家政婦として、また若い女性を助ける姿に。
そして後半の警察が家に入ってきた時の表情、27年間はめていた指輪を外すシーン等、一…
法律の存在さえ無視すれば救いの手を差し伸べられる相手が目の前にいるのに、それでもなお法律を優先すべきなのかという問いに対して、個人的な意見は「法律は完全ではないのだから己の道徳と良心に従ってその相手…
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