越前竹人形に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『越前竹人形』に投稿された感想・評価

4.3

【SEXしない夫】

吉村公三郎監督、主演は若尾文子。静謐な雰囲気でしっとりしたモノクロ映像により表現された【呪われた宿命】についての物語。

主人公の彫る越前竹人形が人間不信感のメタファーとなって…

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Masa
4.5

めちゃくちゃ気持ち悪い話なのに美しくて悲しい
主人公は極度のマザコン、というよりも触れたことのない母親からの愛情に憧れる男
若尾文子の美しさと西村晃の下衆さが振り切れてる
若い頃の中村玉緒も可愛らし…

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4.1

なんだこれは。観終わってもまだドキドキしてる。

最初はシネスコとカメラの動きに慣れなくて観るのに苦労したが、どんどん引き込まれた。

行水シーンは素晴らしい。
絵画のような引きのショットから、顔、…

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YAZ
4.1

吉村公三郎監督の観る

越前山深い土地の竹細工職人
喜助。父亡くし一人黙々と作
業の日々に父の知り合いとい
う美しい女性玉枝が弔問に

脚本 笠原良三 原作 水上勉

昔に観たような気も

ちょっと…

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若尾の壮絶なまでの美しさ。宮川一夫の水墨画のような撮影。吉村作品としては気持ちよく見終わったのは、脚本が新藤兼人ではないからか。本作は近代映協は関わっておらず、大映製作。

◎竹細工師おやま船頭 被差別者たちが寄添う純愛

1963年 大映京都 モノクロ 101分 シネスコ
*僅かにホワイトノイズあるも鑑賞に支障なし

本作も極めて優れた水上勉原作の文芸大作である。

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4.5

吉村公三郎監督、若尾文子主演。
吉村公三郎作品は初鑑賞。

序盤の自然を映すショットから印象的だったが、まさかああ繋がるとは思わなんだ。
序盤以外も、兎に角自然を映すのがキレイすぎる。
雪や竹藪、山…

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全編がモノクロで格調高い映像が美しい

若尾文子が出演作を振り返って自分が一番キレイに映っている映画と言っていた事に完全に同意
山下洵一郎も素朴でピュアピュアな竹人形職人を演じていて可愛らしかった

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素晴らしい。山里の風景や人物を写す白黒の画面の美しさ。言葉もそれぞれに美しい。
民話のように始まる素朴な良さのあるお話で悲劇に向かうだろうなとわかっていても、辛過ぎることのないちょうどいい展開。
若…

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久々に再見して評価を改めた。DVDの特典映像で若尾文子が語っていたが本作の「功績は宮川一夫のキャメラによる」。真夏の京都の郊外でセットを組み、雪降る真冬の映像をつくり込んだというのも当時の撮影所の力…

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