木下惠介初期作を観る
三方ヶ原合戦跡地で暮らす古い
因習を頑なに守る人新しい時代
だと壊そうとする人因習に縛ら
れ心病む人等の悲喜こもごも
木下映画で戦国時代合戦シーンからに少
し驚くが直ぐに時…
木下恵介脚本・監督のデヴュー第二作は、前作の軽妙洒脱な風俗喜劇から一変、三方原の戦い、その古戦場地で学校教練実戦訓練、教練を指導する軍人相良上原謙が所持する関の孫六の刀剣を腐す刀鍛冶織田河村黎吉、も…
>>続きを読む戦時中公開作品ということで所々国策映画ぽさはあるがいい話のドラマだった。
戦国時代の三方ヶ原の戦いから始まる。戦国合戦の描写が面白い。結構好み。小名木原という地で討たれて亡くなる戦国武者たち。そし…
木下惠介出身地である浜松市、三方ヶ原合戦から始まりこの地の旧家の因習(祟りがあるから戦時といえども開墾させない)に囚われた人々や所持する先祖伝来の名刀(関の孫六)を譲って欲しいと東京からやって来た軍…
>>続きを読むここのところ戦中期の木下作品をいくつか見てるけど、プロパガンダとのせめぎあいで監督はどんな心持ちで作ったんだろうなと素朴に気になっている。本意ではなかろうけれど、これはその中でも一番に戦意高揚的かも…
>>続きを読む冒頭、あれ?歴史物と思ったらちゃんと現代物だった。プロパガンダになりきらない、木下恵介の戦意高揚映画。頼りなかった本家の長男が立ち直り、最後の10分で全てを強引に解決。お婆さんの叩く鉦の音が呪いのよ…
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