個人的には、ちょっと観念的すぎるので、もうちょっと事実を淡々と観たかったという気はする。でもこういう事実の前でそんなことを言うのは愚かしいようにも感じられる。観た人それぞれが考えさせられる、いいノン…
>>続きを読む昭和41年6月30日、静岡県清水市。
味噌工場で一家4人が惨殺される事件が起きた。
清水署の立松刑事(石橋凌)は従業員の袴田巌(新井浩文)が怪しいとして目星をつけ、逮捕した。
袴田は勾留期限ギリギリ…
高橋伴明監督の作品ははじめて。「光の雨」もまだ見ていない。
「やつはボクサーだから、やりかねない」そこから48年間。闘い続けた人たちの辛さは計り知れないな…。ラストのナレーションがとても良かった。…
事件発生から半世紀。死刑判決後、2014年に再審請求が認められたのに、2018年にはその再審請求が取り消されてる、どうにも不可解な事件。おそらく、袴田さんは犯人ではないのでしょう。
警察や司法に対す…
最後のナレーションが一番胸が締め付けられる。
早く事件を解決し、功績を上げる為に無実の人を罪人にでっちあげ、人を救うべき立場の人間がひとりの人間の人生を狂わさせた。
釈放されても、袴田さんの48…