極私的エロス 恋歌1974に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『極私的エロス 恋歌1974』に投稿された感想・評価

4.0

例えようのない凄さが湧き上がるドキュメントでありながら、そのストーリー性が言葉を失う。人間の生きる力と逞しさが、ひしひしと伝わる映像はリアリティを超えた芸術性を孕んでいる。原一男監督の執拗なまでのこ…

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3.6
別れた女性のことを撮るドキュメンタリーって今じゃ考えられない。自力出産シーンは衝撃だった。全てを映画に捧げた人間は恐ろしい。ドキュメンタリーって果たして何なのかが分からなくなった。
湯小
4.0
次々に子供が生まれて、その子らが狭い風呂にすし詰めになっている光景は、(実際の出産シーンもさることながら)非常にグロテスクに思えた
人間の子供を見ていると本当にうんざりしてくる
見なければ良かった

とんでもないっすね。観賞数1100本くらいでガチ出産に3回出くわしている。

自分はドキュメンタリーというジャンルに関する見識や思考が浅いけど、考えるキッカケにはなった。基本的にはやっぱり「見るvs…

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Nao
3.5
原監督の元カノでフェミニズムの武田美由紀を追いかける。噂の出産シーンでは眉を顰めながら見ていた。撮影者の内側をカメラが暴く点でマゾヒズム的でありCPと対になる作品と言える
3.9

このレビューはネタバレを含みます

初原映画。自身の元恋人である美由紀の出産を記録したドキュメンタリー。

自分の出産を撮影させながらその嫁の出産にまで立ち会うのだから、原にとって美由紀という女性の存在がどれ程の者だったか考えてしまう。
若い時分からこんなものを撮っていたなんて原一男という人はやはり違うな。自力出産シーンに息を呑んだ。
東京こむうぬという言葉は、どこか沖縄的な響きもあると思ったが、これはなんだか暴力的な意見なような気がする
S
3.5

タイトル通り、「極私的」で「エロス」で原一男が元カノに捧げた「恋歌」だった。うまく整理がつかないながらも色々と思うところはあったのだけれど、最後の上裸パンイチダンスに感情を全て持っていかれてしまった…

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IMAO
4.0

原一男は昔『ゆきゆきて神軍』を昔観ていたけど、あまり好印象を持てないでいた。だが色々とメディアなどで彼の人柄が出てくると、意外と興味深い人であるのはわかってきた。なので、今回この『極私的エロス・恋歌…

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