アメリカの影の作品情報・感想・評価・動画配信

『アメリカの影』に投稿された感想・評価

4.8

アメリカの影とは、アフリカ系アメリカ人を指すと考えられる。影は光があってこそ成り立つという前提の下、前者は黒を、後者は白を表す。つまり、影とは黒人を、光は白人を示している。これは代補の論理で、白人が…

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KOKI
3.8

ジョン・カサヴェテス監督による即興演出。当時のアメリカ社会、マンハッタンの街の生々しさ。肌の色によって、生み出される葛藤やニヒリズム。究極の刹那とでも言うべき生活には、人種問題の深い闇があった。19…

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mimi
-
会話の切れ目、画の切れ目、物語の切れ目、音楽の切れ目、荒削りな中に洗練されたショットがある。カサヴェテスの映画が艶やかで魅力的なのは、乱雑の中に一線を画した特筆すべきショットがあるから。
こ
-
インディペンデントの父の、即興性高い映画。
ヒーローもカタルシスも存在せず、人の不器用さ、弱さ、衝突、孤独といった生々しい感情を徹底的に描いていたらしい。
台本なしだったの…!?

即興の産物
ジョン・カサヴェテス初監督作

マンハッタンで暮らす混血の三兄妹
人種差別によりそれぞれ問題を抱える3人を台本無しの即興演出で描く

妹が初めて体を許した相手は黒人男性を兄だと紹介され驚…

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cuumma
3.6
台詞がなく即興で作っていったという今作、良さが理解できなかった
3.6
台本なしの即興性をいかしたドキュメンタリーチックな臨場感というか、生の空気感がよかった。混沌と喧騒と愛。

あとクールな音楽とファッション。
「インディペンデント映画のパイオニア」と呼ばれたジョン・カサヴェテス監督の処女作。
独特の臨場感と擦れてるサックスの響きが何とも最高♪
後レリア役のレリア・ゴルドーニが美人すぎた!
4.0

まるでフレンチテーイストなジョン・カサヴェテス監督のデビュー作。ヌーヴェルバーグの様な独特な手法で即効的な演出と脚本で作り上げた傑作と言える。彼が手掛けた後の作風が異質と思えるほどの変化に感嘆する。…

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