焼けただれた子どもたち、泣き叫ぶ人々の姿には、演出を超えた「現実」が刻まれていて、目をそらすことができなかった。
観ていて感じたのは、「これはフィクションではない」という緊張感。映画の時間がそのま…
地獄。
「これを背負うのも、久しぶりだな。」
「お母ちゃん」
作られたのが戦後8年、とてつもなく巨大な意志を全編通して伝わってくる。
理不尽に殺されて、あるはずだった未来を奪われて、それでも。
せめ…
「日本人として」とか「被爆国として」平和を願うだとか、
日本語で書かれた「過ちは繰り返しませんから」、とか
人間として観るべきで知るべきで、なぜ日本が負ってるのか答えが出ていない自分。
じゃあま…
NHKの特集では、この映画は広島市民より要請があった日教組が、この原爆体験をできる限り正確に伝え残す目的で制作された映画とありました。
実際に、現地の方々がエキストラとして出ているだけでなく、シナリ…
あまりに生々しいため、途中で少し具合が悪くなってしまったが、それほどリアルに訴えることに意味があるのだと思う。
戦後のある広島の中学の教室から始まる。
ラジオからながれるゼロの暁を聞きながら虚ろな…
メッセージ性はもちろん、映画としての完成度に驚いた。撮影、編集のレベルが高かった。構図もきれい。
原爆投下直後の様子を徹底的に描いていた。説得力があった。
ジャケットの人が主要人物だと思っていた…
県民として見ておくべき映画だと思い鑑賞。広島市民の間でも被爆した人、そうでない人の間に隔たりがあり、被爆者は「原爆に甘えている」と言われることもあったなんて知らなかった。原爆の悲惨な様子はある程度知…
>>続きを読む日本人として観るべき1本
もう一度観返す勇気はないが、観て良かった
原爆投下から8年後
あの悲劇を忘れていく人たちと、後遺症に苦しみ続ける人たち
「原爆に甘えている」なんて、これを観てから言える…
オッペンハイマーを見たので。ずっとあたためていたこの作品を今見なくては、と。
戦後10年も経たずにこの映画が作られたことに驚き、映画を作った人たち、参加した人たちの執念というか、伝えなければいけな…
被爆者とそうでない人の分断から映画が始まる。
原爆の話から世界に平和を訴えるのも良いけど、まずは日本の人に、広島の人に、このクラスの人に知ってもらいたい…という様な台詞があったと思う。とても象徴的に…
独立プロ名画保存会