血だらけで
虚ろな瞳で
彷徨う人々。
校舎の下敷きになり
身動きが取れず
点呼を取る教師と生徒達。
子供達を頼みますと
言い残し
火の手に包まれる妻と
成す術のない夫。
固まって川を移動してい…
こちらに向かってくる亡霊達…
ドキュメント的でもありしっかりと映画的である、映画でやる意味がある
大根を植えて芽が出ることに自分たちがそこで生きていけるかの希望を託すのは広島の人にとっては切実だった…
本作を観るなら8月6日しかないと思った。
原作は広島市への原子爆弾投下で被爆した子供たちの手記集らしい。被爆者と広島市民との交流の中で撮影が行われたという。1953年だからそんなに月日が経っていない…
なんとも言えない映画ですね。
シーン、シーンには迫力があります。85,000人が手弁当のエキストラで参加しているのは、余計に迫力があります。
助監督の一人に熊井啓が参加しているのは、後々の社会派とし…
戦後、疎開先から戻ってきた幸雄と洋子の兄弟は、原爆症で変わり果てた父と再会し最後を看取る。
一方で高校生のみち子は授業中に鼻血を出して倒れる。被曝していたみち子は白血病に侵されていたのだ。病床でみ…
1953年といえば主権回復してすぐで、アメリカ万歳ムードは抜けきれずまだまだ表立った原爆批判もしにくい雰囲気だったはずで、そのタイミングで本物の被爆者エキストラ9万人同意してこんな映画を仕上げた作り…
>>続きを読む独立プロ名画保存会