モニュメントバレーの荘厳な景色も、真っ直ぐに広がる水平線が美しい荒野もこの映画には出てこない。
カット割りを駆使した早撃ちのアクションも、ご都合主義的に挟み込まれるラブロマンスもないし、
ネイティブ…
再見。
ジュリー・クリスティの性格も服装も振る舞いも全てが好き。決戦前夜に1人館の周りをウロウロする姿に泣く。
アルトマンのセットの使い込みとジグモンドの暖かな撮影で素晴らしい空間が構築されていてひ…
死ぬまでに観たい映画1001本より520本目
西部劇です。
街起こしをするためにギャンブラーが賭博場と売春宿を作る話ですね。
歴史上とはいえ倫理的にアウトなことをしないと寂れてしまうというのは悲…
レオーネの「ウエスタン」が、結局はマッチョ映画の呪縛から逃れられないのに対して、これはさすがアルトマンといったところ。
娼婦を乗せた蒸気機関のトラクターの到着で男根神話の開幕を告げ、それがことごと…
シブい。空しい傑作。
劇中歌通り「女にとっての通過点でしかなかった男」の物語。
ウォーレン・ベイティ演じる
博打狂いが崩壊しかかった橋を渡っていくアバンからして刺さるような寒さと湿気に満ちた画面が展…
これは渋い。レナード・コーエンの曲と映画の世界観が見事にマッチしている。ロバート・アルトマンだけに反ハリウッド的な芸術志向の西部劇と言える。当時(70年代)らしい陰鬱な雰囲気も自分好みで、何ともスタ…
>>続きを読む哀愁漂う歌にのせて学はないがハッタリだけでい生きてきた男の一生を描く。
西部開拓時代、一代で街を作り上げてきたマッケーブ。
その街を買収に来た大企業から交渉にふっかけてため、怒りを買い命を狙われて…