父親たちの星条旗の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『父親たちの星条旗』に投稿された感想・評価

『父親たちの星条旗』『硫黄島からの手紙』の二部作。本物の英雄なんていない。作り出された普通の人なんだ。仲間が死んでいくのを見る。強いから生き残ったんじゃない。たまたま運が良かっただけ。
3.4

イーストウッドによる硫黄島映画。今作はアメリカ側からの視点で語られる。

硫黄島で星条旗を上げる写真に纏わる話で、関わったが故に如何に翻弄されたかが語られる。

プロパガンダとして国債買ってねキャン…

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3.8

第二次世界大戦の硫黄島の戦いを描いた作品。

ある1枚の写真が全米を駆け巡った。
それは、硫黄島の摺鉢山(すりばちやま)の頂上に星条旗を立てる瞬間を捉えた、歴史的な報道写真であった。

その写真に写…

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3.5
・常々、圧倒的な物量で描かれる米軍も財政的には困窮しており、英雄に祭り上げられた兵士達が国債募集の興行に担ぎ出される様子が描かれている

戦勝国たるアメリカ視点で描かれる“硫黄島の戦い”!
「硫黄島からの手紙」と対をなす作品。

一枚の写真を巡って翻弄されたアメリカ軍兵士の真実と苦悩って話☆

敵陣を制圧して掲げられた星条旗☆
写真に…

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なかなか考えさせられる映画だった、日本の視点と比較できて面白かった
MASH
3.5
作り上げられた英雄。
強い国であるために、なんともアメリカらしい。
アメリカ映画らしくカラッとしている。『硫黄島からの手紙』と比較しても、すごく軽い。一瞬前まで話していた戦友が一瞬で死体になる演出。日本兵は影に潜んで顔が見えず。

激戦硫黄島のアメリカ兵側の視点を描きながら、戦場での英雄像と帰国後の現実とのギャップが胸を打つ。
特に印象的だったのは、第二次世界大戦中にアメリカが財政難に直面していたという事実。戦勝国であっても戦…

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