キッドナップ・ブルースの作品情報・感想・評価

「キッドナップ・ブルース」に投稿された感想・評価

RYUYA

RYUYAの感想・評価

4.0
赤いキャップがかわいいタモさんが、後ろに無口な女の子、カゴにゴリラのお人形を乗せて自転車でブラブラと誘拐する旅の話。
観るも寝るも自由で、焚き火をしながら野外上映したい感じ。

川辺、農家、スナック。
タモさんが、出会う人と対談形式でどうでもいい話を語らう。
女の子は寝てて、朝になって、タバコを吸ってまた自転車にまたがる。寄り道だけの映画。

いかにもタモさんらしいユルさと優しさと、変態性のかたまり。

あー、いいとも。
oharu

oharuの感想・評価

-
どひゃ〜〜!

近距離遠距離
かっこいい構図のオンパレードで
びっくりした〜👏💥

タモリ全開だし
焚き火と トランペットが
素敵な組み合わせ

マリンバの音もいい〜
mtmg

mtmgの感想・評価

4.7
何なんだろうかこの映画は。目的の無い菊次郎の夏か、意味のない会話も多くてタランティーノみたいだったり。タモリを尊敬しているのとロードムービーが好きなので贔屓目が入っているかもしれないが、全てのシーンが印象的過ぎて残像として頭に残る。とにかく不思議な映画なので説明するより観てもらうしかないし、タモリの存在感ありきなので合わない人には全然合わない映画だろうなとは思う。
otom

otomの感想・評価

4.9
久々の鑑賞。タモリ一義とクセのあるエキストラ達によるロードムービー。ノッケの淀川長治、岡本喜八から始まり、山下洋輔、川谷拓三、伊丹十三等とのグダグダなやり取りは実に微笑ましい。割と『都会のアリス』級に好きかもしれない一本。
いいとものタモリ。
ミュージックステーションのタモリ。
タモリ倶楽部のタモリ。
ブラタモリ。

今夜は最高でも、音楽は世界だでも、ボキャブラでも、世にも奇妙な物語でも見せなかったタモリがここにある。

タモさん主演のロードムービー。

母親に放任されてる少女を連れて自転車で旅に出たタモさん。

行く先々で人々と交流。
時には焚き火を前に。
時には銭湯で。
時にはおでん屋で。
たまにはホテルで宴会してる人たちに紛れ込んだり。

語ることは何でもないこと。ほんとの日常会話。特に特別なことはない。

のんびりなのか、天然なのか。
タモさんらしく。自然体。

人との交流の合間は、旅の風景。
監督が浅井慎平なので、一場面一場面が美しい。どこをとっても被写体になりそう。

美しい風景の中をタモさんと少女が彷徨う。

やがて、少女誘拐で指名手配される。けれど、それでタモさん行動を変えることはない。

旅の途中、海辺でヌード撮影してる一行と出会う。でも動じない。普段通り。

ラスト、何か起こるのか起きないのか。

キャストが豪華。
タモさんと語り合うのは山下洋輔、伊丹十三、内藤陳、吉行和子、川谷拓三。

モブで淀川長治とか所ジョージとか竹下景子とか桃井かおりとか。

撮影されたのはおそらく、いいともが始まる直前じゃないかな。

サングラス外して、アイパッチも無しのタモさん初めて観ました。

特に何にも起こらないけど、不思議と癒される。

そんな作品でした。
普通ならフレームアウトされてしまうような物、脇役、風景がゆったりと映し出されている映画
ストーリーなんてないんだけど、湿っぽい葬列の後ろでさりげなく列を抜け草むらで遊ぶ人、銭湯で話しかけてくる虚言癖の男、おでんやの店主の雑談であっという間にエンドロールだったね

しかも今は亡き伊丹十三やら豪華出演者がウォーリーを探せのように、通行人A的な扱いで至る所に出てるのもにくいぜ〜
24時間テレビのイベントの後に、始発までの暇潰しに見せられたと記憶
中庭

中庭の感想・評価

2.8
鬼太郎のような幽玄さでもって、都市や地方の孤独の間を彷徨するタモリ一義の佇まい。カメラやモンタージュが詩的に揺れすぎなければ、もっとずっと見ていたいと思えたかもしれない。
知らないおじさん、不思議な時間。
上質の絵葉書の様な、カレンダーの写真の様な、安定の構図に、撮影までも自らこなす写真家浅井慎平の不慣れなカメラワークの愛嬌も。熱量狂った青い炎の音楽と、頼もしげな自転車に乗ってオフビート。頬撫でる風、きっと優しさ、キッドナップな逃避行。タモリ一義、正午のテレビはNHK。
xiaocui

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4.0
独特のセンス漂う断片の集まり
70年代とバブルの間のくぼみ感が、このメインから外れてしまった主人公にちょうどいい。
主人公のタモリが色々言わないので、嫌味がない。
本来あるべき筋を悉く避けているんだけど、どことなく不穏なカメラワークと妙なラテンのせいで、眼が離せなくなる。映画の違和感が好きな人はクセになりそう。
構成がとてもラフに見えるけど、確実に主人公そのものを創り出している。ダイナミズムを感じる。
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