アベル・ガンス 監督による1927年の本作は、ナポレオン ・ボナパルトの波乱に満ちた生涯を壮大なスケールで描いた歴史ドラマ。物語は彼の若き日から始まり、フランス革命の激動のなかで頭角を現し、軍事的天…
>>続きを読むDVDをレンタルして鑑賞しました。
上映時間は3時間42分と長いため、何回かに分けて観ました。
主役はタイトルの通り、フランスの英雄であるナポレオン・ボナパルトです。色白で神経質、だが軍事の天才で…
「毎日荒涼とした岬に立ち 友である大洋と未来を語り合った」
このシーンは、ナポレオンのこの当時置かれていた状況、そして彼の思想を描写しているように思われる。友である「大洋」とは「民衆」のことではなか…
このレビューはネタバレを含みます
「ラ・マルセイエーズ」
ダントン「聞きたまえ!」
聴衆「…」静
男「進め 祖国の子らよ!〜♪」熱唱
聴衆「喝采!」
ダントン「君の名は?」
男「ルージェ・デュ・リール」
ダントン「皆で覚えよう…
この長大さが不可欠かというと全くそうは思えないが、ガンスのパワフルな演出は随所で堪能できる。故郷の酒場で演説ぶち上げるナポレオンとそれに飲まれて見つめることしかできない民衆のカットバックが強烈。
荒…
明日2回目のナポレオンを見に行こうと思うので、より詳しくなった状態でと思い、220分くらいある本作を見ました。
サイレント映画はこれで2回目だったので、前よりは見方が分かりましたが、それでもナポレ…
このレビューはネタバレを含みます
歴史物は、その事実と、時代背景を学んでくることが多かった。まさに教科書通り。
フランス革命から、エジプト遠征、ロシア遠征、そしてワーテルローの戦いへ
その途中途中と、世論の矛先と、本人とジョセフィ…