三島由紀夫さんの同名小説「炎上」に次ぐ2度目の映画化作品。
なんか他の方のレビューにもある通り原作読んでる方が分かりやすいかも…?
自分は原作読まず視聴したが、少し難解だった
一方で、その難解さが三…
原作を読んでいないと難しい気がするほど、話が断片的に区切れていて飛び飛びで、溝口の心情や動きが捉えづらく思えました。だけど映像にすると、金閣寺を読んだ時に想像していた場面描写との擦り合わせみたいにし…
>>続きを読む<金閣の美と女性を巡る葛藤を耽美的に>
幼い頃から吃音に悩まされ暗い青春を送っていた溝口は、金閣寺を知って以来、美の象徴として憧れ続けてきた。しかし、大学生となり女性と関係を持とうとしても、金閣の…
白黒の回想場面どうしても実相寺が頭に浮かぶ。その間ずっと寺の鐘がなってるのも不気味というか、寺に対する主人公の執着が表れている感じがする。金閣もそうだけど、母親の呪縛だったのかなあ爆発の要因の一番の…
>>続きを読む三島の「金閣寺」、2度目の映画化。スタッフ、キャストは大映の人材が中心。美術の西岡善信は製作にも加わっている。しかし、前作「炎上」を超えることは出来ない。それは高林自身も分かっていたはず。それでも「…
>>続きを読む三島由紀夫の不朽の名作、市川崑の『炎上』に続いての再映画化。吃音のコンプレックス抱えて現実離れした金閣寺の絶対的美の元で働く徒弟僧の青年・溝口の次第に歪んでいく心の向かった先は絶対的存在の金閣寺に終…
>>続きを読むこれは2024年初鑑賞(配信)作品。
原作読み終わったら絶対観よう〜と思っていたやつ。
かなり端折りまくりだから一見さんにあんまり優しくないつくりに感じたけどまぁ致し方無しか。
始め溝口どもって…
「金閣を焼かなければならぬ」。致そうとするとこの世の何よりも美しい金閣が脳裏に浮かび、目の前の女性が魅力を逸して不能になる吃音症の鹿苑寺学生僧。彼が金閣を放火するに至るまでを描いた三島由紀夫原作の市…
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