小説が好きだったためになんか残念。
原作では性欲を性欲で処理していないのが素晴らしい。自分のコンプレックスを性欲に打ち付けないとやっていけない感じ、思春期の行きどころのない何かを性欲に昇華(?)さ…
高林陽一のザ・ATGな作風は苦手だが、これは結構ケレンが効いてて悪くなかった。
加賀まりこが神妙な顔で出てきたと思ったら、母乳吹き散らしてパフパフしただけで笑った。
水原ゆう紀とテレサ野田も美しい…
あまりにも有名な三島由紀夫の同名小説の映画化。
市川崑監督による映画化バージョンに引き続き70年代にもATGで製作されていたとは・・。
高橋陽一という監督は、「西陣心中」「本陣殺人事件」なんかを…
市川崑監督の傑作『炎上』と、つい比べてしまうのが、本作最大の不幸か(苦笑)
『炎上』は映画として物語を作り上げ、ある意味王道の作りをしていた。それに対し、本作は原作の本質的部分のみを抽出し組み立てた…