この映画が上映されたのは、敗戦の2年後、昭和22年。
貧しいカップルは毎週日曜日にデートすることにしていた。戦争から復員した男は他人が捨てたタバコの吸い残しをデートの待ち合わせ場所で拾って吸おうとす…
戦後の貧乏カップルの日曜日デートの1日を映画にしたもの。
結構実験的な映画で面白い仕掛けがいろいろ。
貧乏カップルのデートにいくつも試練を与えて1日を見事に映画にしている。
カフェを営む想像するシ…
着想が素晴らしい、
戦後すぐ市井人情物語。
その日若い二人がデートで使えるお金はわずか35円。
その35円でいかにして楽しい日曜日のデートを送ることができるか。
次々とこの二人に小悲劇が降りかか…
お金のないカップルの起伏の激しい休日を映した、黒澤明の初期作品。
なんというか、個人的に良いところと悪いところがハッキリ分かれた映画だった。街中で野球するシーンやコンサート会場に並ぶシーンなんかは…
47年製作。終戦直後の東京をそのまま見せる。焼け野原の東京でデートするカップル。僅かな所持金で、使い道を考えながらのデート。アパートの内覧やダンスホールなどで、外見から邪険に扱われる。終盤の日比谷野…
>>続きを読む住宅展示場と貸間を見に行くシーンの間に "踏切のあのショット" を挟んでくるセンスよ。野球シーンでは牛が横切ることにより一旦タイムになったりするわけだが、ああいう "あっても無くてもいい要素" が映…
>>続きを読む【1947年キネマ旬報日本映画ベストテン 第6位】
黒澤明監督作品。キネマ旬報日本映画ベストテンでは第6位に選出、毎日映画コンクールでも監督賞と脚本賞を受賞するなど高く評価された。
黒澤明にしては…