素晴らしき日曜日に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『素晴らしき日曜日』に投稿された感想・評価

3.2
終始緩慢なだけに、かえってクライマックスが際立つ。目の前の画面が、突如として自分事になる瞬間にハッとさせられた
お金のないデート。
何かあるたびに気分もアップダウン。
それにしてもびしょ濡れデート。
戦後直後の35円て
今のどれくらいなんだろう。

この映画が上映されたのは、敗戦の2年後、昭和22年。
貧しいカップルは毎週日曜日にデートすることにしていた。戦争から復員した男は他人が捨てたタバコの吸い残しをデートの待ち合わせ場所で拾って吸おうとす…

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4.0

戦後の貧乏カップルの日曜日デートの1日を映画にしたもの。
結構実験的な映画で面白い仕掛けがいろいろ。

貧乏カップルのデートにいくつも試練を与えて1日を見事に映画にしている。
カフェを営む想像するシ…

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着想が素晴らしい、
戦後すぐ市井人情物語。

その日若い二人がデートで使えるお金はわずか35円。
その35円でいかにして楽しい日曜日のデートを送ることができるか。

次々とこの二人に小悲劇が降りかか…

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3.6

お金のないカップルの起伏の激しい休日を映した、黒澤明の初期作品。

なんというか、個人的に良いところと悪いところがハッキリ分かれた映画だった。街中で野球するシーンやコンサート会場に並ぶシーンなんかは…

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もち
3.6
昔の映画を観ていて思うけど、セオリー的なナメのカットバックっていつから生まれた物なのだろうか。

47年製作。終戦直後の東京をそのまま見せる。焼け野原の東京でデートするカップル。僅かな所持金で、使い道を考えながらのデート。アパートの内覧やダンスホールなどで、外見から邪険に扱われる。終盤の日比谷野…

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3.5

住宅展示場と貸間を見に行くシーンの間に "踏切のあのショット" を挟んでくるセンスよ。野球シーンでは牛が横切ることにより一旦タイムになったりするわけだが、ああいう "あっても無くてもいい要素" が映…

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Omizu
3.8

【1947年キネマ旬報日本映画ベストテン 第6位】
黒澤明監督作品。キネマ旬報日本映画ベストテンでは第6位に選出、毎日映画コンクールでも監督賞と脚本賞を受賞するなど高く評価された。

黒澤明にしては…

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