映画を撮る上で、革新的手法も取り入れつつ当時で出来る限りのことはやっている黒沢映画。本人は失敗作だと述べていたそうだが、それが何故なのかを考察するのは無意味では無い。
先ず撮影(構図、カット、流れ)…
日曜日の逢瀬を重ねる男女(雄造と昌子)が貧しさゆえに陰鬱な状況に追い込まれていくも希望を見出していくドラマ。
貧しさゆえと書きましたが時は第二次世界大戦敗戦間もない日本。国民全体が貧乏だった頃なので…
全然黒澤っぽくないけど面白かった
戦後間もない日本を舞台に、とあるカップルの1日を描いた作品。
貧しくとも前を向いて生きようとする2人に心癒される。優しい音楽と2人の柔らかい雰囲気が心地よく、スト…
黒澤明監督ってこんな可愛い作品も残してるんだねって思ってみてたら、ただ可愛いだけじゃなかった。第四の壁超えてめっちゃ訴えかけてきた。
あっけらかんと明日に夢見る女と、卑屈になり夢をもてずにいる男の…
黒澤作品。金のない男女の日曜日。
戦後の傷跡も残っていて、みんなが何かしらどうにかしら生きている中の1組のカップル。
冒頭のタバコからして見窄らしいったらこの上なく。そのあと起こる全てのことに悲壮感…
このレビューはネタバレを含みます
戦後直後の不安定な日本。高度経済成長の香りもしない時代。
戦争を男女で違う側面から経験しているが故の対照的な2人。
いつの時代も女性は強い。
いいシーンはいくつもあったけど、当時の価値観?みたい…