moderate cantabile
音楽用語:中ぐらいの速さで歌うように
冒頭、夫人の息子のピアノのレッスン
小さな港町で起こった恋の絡れからの殺人事件を縦軸に、裕福な夫人と年下の労働者の恋愛…
マルグリット・デュラスの「モデラート・カンタービレ」をデュラスが脚色、ピーター・ブルックが監督した名品。ピアノのレッスンを受ける子供が、幾度も「モデラート・カンタービレ!」と言われる。子供も、母親も…
>>続きを読む【第13回カンヌ映画祭 女優賞】
マルグリット・デュラスの小説『モデラート・カンタービレ』を原作とし、彼女自身が脚本もてがけている作品。監督は舞台出身、『三文オペラ』などのピーター・ブルック。主演の…
最初に2人が会って話すカフェのカウンターに置かれたワイングラスが十字に煌めいていて美しい。ベンチで話すときにジャンヌ・モローが着てるブラウスの襟まで続くボタンも妖しく光ってた。…輪回しの少女って実在…
>>続きを読む大きなテーブルにみかんが盛ってあるの似合わないなーワイン飲みながらおみかん。事件のこと調べておきますが口実。傾いた並木のある公園、夜のベンチに輪回しの女の子。子どもは突っ切っても回り道してた真ん中の…
>>続きを読む殺人事件があったあのカフェにはじめて入ってみた翌日、頼んだワインを飲み干す速さ。ジャンヌモローの表情、歩き方。自宅のパーティでは息子のピアノのことしか聞かれない。ベルモンドが去ったあとの断末魔の悲鳴…
>>続きを読む工場地帯と河に囲まれ、年中風にさらされる環境で平穏な日々を保ってきた(ジャンヌ•モロー演じる)人妻は息子にピアノを習わせていて、そこで先生から息子に指導される言葉が原題となっている。
これまで通り…
このレビューはネタバレを含みます
「おしゃれなよろめき」
ジャンヌ・モロー目当てで鑑賞。どんな素敵な雨の中の逢びきシーンがあるのかと期待して見ていたけれど、そんなシーンはいっさい出てこない。せめて映画をちゃんと最後まで見てからタイ…