雨のしのび逢いに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『雨のしのび逢い』に投稿された感想・評価

cuumma
4.8

moderate cantabile
音楽用語:中ぐらいの速さで歌うように

冒頭、夫人の息子のピアノのレッスン

小さな港町で起こった恋の絡れからの殺人事件を縦軸に、裕福な夫人と年下の労働者の恋愛…

>>続きを読む

マルグリット・デュラスの「モデラート・カンタービレ」をデュラスが脚色、ピーター・ブルックが監督した名品。ピアノのレッスンを受ける子供が、幾度も「モデラート・カンタービレ!」と言われる。子供も、母親も…

>>続きを読む
Omizu
5.0

【第13回カンヌ映画祭 女優賞】
マルグリット・デュラスの小説『モデラート・カンタービレ』を原作とし、彼女自身が脚本もてがけている作品。監督は舞台出身、『三文オペラ』などのピーター・ブルック。主演の…

>>続きを読む
Anna
4.1
映像とは相反する激しい情熱、嫉妬があった
自分の退屈を自覚した時の、「恐い」、「死ぬべきだ」

最初に2人が会って話すカフェのカウンターに置かれたワイングラスが十字に煌めいていて美しい。ベンチで話すときにジャンヌ・モローが着てるブラウスの襟まで続くボタンも妖しく光ってた。…輪回しの少女って実在…

>>続きを読む
5.0

大きなテーブルにみかんが盛ってあるの似合わないなーワイン飲みながらおみかん。事件のこと調べておきますが口実。傾いた並木のある公園、夜のベンチに輪回しの女の子。子どもは突っ切っても回り道してた真ん中の…

>>続きを読む

殺人事件があったあのカフェにはじめて入ってみた翌日、頼んだワインを飲み干す速さ。ジャンヌモローの表情、歩き方。自宅のパーティでは息子のピアノのことしか聞かれない。ベルモンドが去ったあとの断末魔の悲鳴…

>>続きを読む
koki
4.2

工場地帯と河に囲まれ、年中風にさらされる環境で平穏な日々を保ってきた(ジャンヌ•モロー演じる)人妻は息子にピアノを習わせていて、そこで先生から息子に指導される言葉が原題となっている。

これまで通り…

>>続きを読む
桃子
4.1

このレビューはネタバレを含みます

「おしゃれなよろめき」

ジャンヌ・モロー目当てで鑑賞。どんな素敵な雨の中の逢びきシーンがあるのかと期待して見ていたけれど、そんなシーンはいっさい出てこない。せめて映画をちゃんと最後まで見てからタイ…

>>続きを読む
csm
5.0
裏地が素敵なコート着たジャンヌモローがベルモンド探して訪れる酒場で男たちの視線感じながら「ワインを一杯」、納豆定食思い出してドキドキしてしまった。先生の言うこと聞かず嫌々ピアノ弾くこども素晴らしい。

あなたにおすすめの記事