バキバキメロドラマ
1972年のキネマ旬報ベストテン第1位。びっくりするくらいまっすぐで淀みないメロドラマだった。カモメのショット、栗原小巻の存在感は良かったが、加藤剛のナルシズムが苦手だったのと…
重苦しい加藤剛のナレーションと寒々しい雰囲気で悲恋だとばかり思っていたがそうではなかった。栗原小巻のヌードとわりと長〜いラブシーをみたのは初めてだった気がする。
一斉に鳥達が羽ばたくシーン、雪の中を…
2025/6/7 WOWOWプライム
これも公開時話題になったが見ることができなかった一本。😀
兄弟が自殺したり夜逃げしたりして決して幸せに恵まれていない男とやはり苦労をしてきた女との不思議な恋…
加藤剛さんの大学生哲朗は、設定が一度中退した大学にもう一度入り直した大学生という設定でも年齢的に無理があるかなと見始める。撮影当時それほどの年ではなかったと思われるが、そして当時の大学生はもっと大人…
>>続きを読むNo.4604
キネマ旬報・第1位
熊井啓といえば社会派だが、これは毛色が違う。
ある意味じゃもっと重い。
主人公・哲郎の生い立ち、悲惨な家族の末路。
調べたら、原作者・三浦哲郎の家族その…
大学生の哲郎と料亭「忍ぶ川」の看板娘・志乃が出会ってから結ばれるまでを叙情的に描いた、熊井啓監督の恋愛映画。原作は、三浦哲郎の芥川賞受賞作となった同名小説。三浦哲郎自身の私小説と言われていて、なので…
>>続きを読む昭和の純愛は良い!掛け値無しに良いという一本😄なんだけど、モノクロ映像に、下からの照明や緊迫感有る音響の掛け方といいオドロオドロしさも満点で、後の"金田一"シリーズがパクったかと思わせる一本😄それに…
>>続きを読む芥川賞を受賞した三浦哲郎の私小説「忍ぶ川」を社会派と呼ばれた熊井啓が映画化した格調高い純愛映画。
撮影は黒田清巳。
美術はその後熊井啓と組む木村威夫。
音楽は松村禎三。
(1972、120分、俳優座…