『数に溺れて』『プロスペローの本』などに見られる映像美はとても好みで、豪華絢爛な美術や演出、芝居と現実の入り交じる展開は面白いけど、総じて不快感を感じる映画はやはり苦手だ... グリーナウェイの映画…
>>続きを読む観客が総動員で盛り上がりをみせる演劇の始まりで、見世物にされ、これ以上なく貶され罵られながら出産するする女性。女の出産はなかったことにされ、処女による奇跡が捏造される。神輿のようなもので運ばれる少年…
>>続きを読む舞台装置を、観客を、観る、わたしたち、という仕組みが、人間の醜さの奥を、奥を、奥を観たいと願っているみたいに演出し、そんなことは馬鹿げてると言いたげに演者が演者として演じる。虚構の中の美しい子供は、…
>>続きを読む醜い老婆から生まれた赤子(神の象徴)を富を築くために利用する処女
以前も言ったことあるけど、僕は最初は映画とか全く興味なくて
映画を観る動機はいつも「教養」のためで「楽しみ」なんて言葉はどこにも見…
映画を観て久しぶりに衝撃を受けた。ガツンとやられた。舞台の美術や音楽は息を呑むほど美しい。冒頭の醜男の語りから一気にこの映画の持つ魔力に引き込まれます。人間の欲望を表沙汰にしすぎていて、人間というの…
>>続きを読む醜い老婆から生まれた赤子を富を築くために利用する処女。もう色々めちゃめちゃな映画。豪華絢爛なセットや衣装は一瞬目を引くものの、ただカメラの前にあるだけで全然有効活用されていない。悪い意味で演劇的とい…
>>続きを読む醜い老婆から生まれた美しき奇跡の赤ん坊を狂気なまでに讃える民。
終始演劇として展開していくが、時折演劇を超えた現実世界にまで“死”を持ち込み、境界が曖昧になり混沌させる。
紛れもなく変態映画だが、…