監督の倫理観ぶっ壊れで超ド級のトラウマ映画。新興宗教の会合とかで観てそう。
ほんとに気色悪いし、意味分かんないんですが、正直なところ天才的な構成や設定でかなり凄かったです。
でも本当に無理、頭おか…
映画というより演劇の可能性を追求しているような感覚。
どこまでが劇中劇なのか、というより全てがひとつの世界。観客参加型ではなく、アクターも観客もいない劇場完結型の世界。
前作以上に分かりやすく露悪…
「ベイビー・オブ・マコン」
〜最初に一言。グリーナウェイは知的変態者であることが明らかにされた1本である〜
冒頭、バロック最盛期の17世紀イタリア。ルネサンス時代の名家・メディチ家の末裔、街の大…
これは、ワンシチュエーション芝居的に観れる。
醜い老婆から生まれた端麗王を自分の子だと言い張る女たち。
子どもは自分の名誉、財欲のために利用される。
処女の女は、愛する男と端麗王、どちらも手に入れた…
久しぶりの生理的レベルの不快感
ヤンシュヴァンクマイエルの見たとき並みに気持ち悪い気持ち(ディスってるわけではない)
アリアスターこの監督好きなんだろうな。めちゃめちゃミッドサマーへの影響感じる
…
幾重にも張られる常識を無かったことにするような人間の非常識と不条理の数々。
美しい子供を産んだ醜い老婆を無かったことにする美しい娘が処女=清純というイメージをぶち壊す強欲人。処女なのに若い男を平気で…
17世期。とある宗教劇が開演するも舞台上では子供が生まれたり、牛が暴れて人死にが出たりと徐々に舞台の枠を超え、観客を闇に飲み込んでいく…
人間のドス黒く陰湿な部分を抽出してどろどろに煮詰めたような映…
なんじゃこりゃ~!?度なら星★5。
‘プロスペロ-の本’に続き、この監督さんの作風が分かってきた(笑)
映画の中で客席に向けて役者が舞台をやってて、それを観てる観客席の貴族達も映しつつ、でも混ざり…