★★★liked it
『アメリカ、家族のいる風景』 ヴィム・ヴェンダース監督
Don't Come Knocking
サム・シェパード as 落ちぶれた西部劇スター
◎撮影
空虚&荒廃した人…
ヴィム・ヴェンダース監督が『パリ、テキサス』以来20年ぶりにサム・シェパードとコンビを組んだ作品。脚本もサム・シェパード。まあストーリーとしては平凡であるけど、映画全体の枯れたような味わいがね、ヴェ…
>>続きを読むとても興味深い作品だった。
ジャケではなんとなく感動作っぽいが感動作では、ない。
『パリ、テキサス』で共同脚本を手がけたサム・シェパードが書き下ろしたシナリオを自ら主演、監督はヴィム・ヴェンダース…
このレビューはネタバレを含みます
ヴィムヴェンダース17本目。
17本観た中では一番分かりやすくて観やすかった。
サムシェパードは俳優らしく険しい表情をしがちだけども実際は空っぽで衝動的でとても弱い人間であるというところに自分を重ね…
3D化する前のギリギリのヴェンダース。この作品以降を見限ったって人が多いのもわからなくもない。この頃のサラポーリー、マジで覇気ある。ヴェンダースの話ってじつはものすごーーくシャバい。でもその繋ぎ方に…
>>続きを読む監督一人に焦点を絞ると何かしらの規則性が発見できますね。
なんとなくそういうものを見て取れるようになると映画通になれた気がして嬉しいです。
これは一種の何かしらの競技か?と思えるほどにヴェンダースの…