映画は、精神病院を舞台にした心理サスペンス。新聞記者の主人公は、病院内で起きた不可解な事件を調査するため、患者として潜入するという大胆な手段を取る。彼は院内で様々な患者と接触しながら、事件の真相に迫…
>>続きを読むサミュエル・フラー監督 アライド・アーティスツ DVD
2025年公開映画/2025年に観た映画 目標52/120 18/58
長らく友人から借りていたDVDをやっ…
再見。精神異常者の静止や表情の不気味さ、モノローグの不安定さ、視界を可視化するパートカラー、ちぐはぐな編集はピーター・ブレックの心理の代弁なのだろうがショットの遷移が予測できないのがたまらない。
滝…
殺人犯を追って性倒錯者のフリをした記者が精神病院に潜入する、というあらすじだけである程度の求心力がある。廊下の奥行き、唐突なパートカラー、室内豪雨や殴り合いのロングショット等どれも鮮烈。自我との乖離…
>>続きを読む友人と視聴。
サミュエルフラーの作品は初鑑賞かもしれない。理性と狂気、正常と異常などについて考えた。また途中、有色人種の男性がKKKのの一員であるかのようなセリフを言うシーンなど演じるというシーンが…
このレビューはネタバレを含みます
真実を見つけるために、向けられていた視線がだんだんと逸れていき、最終的に一方向にしか視線を向けられなくなる。キャシーには最初から最後まで視線が向けられることがなかった。この視線の変化を全編通して我々…
>>続きを読む混沌とした編集と音響。シンメトリックな「ショックの廊下」。唐突に暴発する患者たちの狂気。当時のアメリカにおける精神病院の異常な実態を、フラーがエネルギッシュな演出力で抉り出した傑作。狂人のフリをしな…
>>続きを読むミイラ取りがミイラになる話。当時の精神病患者がこんな扱いをされたことは知っていたけれど、やはり映像で見ると辛いな…。こんなの治るものも治らないよ…。この病院の閉鎖空間が集団の狂気をより煮詰めていて、…
>>続きを読む新聞記者の主人公が過去に起こった殺人事件の真相を探るために精神病棟に忍び込むが、ショック療法を受けさせられてしまい犯人を突き止めるも本当に精神病患者になってしまう話。
終盤主人公が幻覚や幻聴が聴こえ…