1点凝視顔が静の異常性ならば、今回は動のそれもすごい。ホットチョコレートまわりのシーンがちょっと異様すぎる。調理器具を机に直置きし、鍋から魔法瓶に中身を移すときには静かに、でも派手にこぼすも、床にし…
>>続きを読むそれまでは落下を(無)意識的に仕組んできたユペールだが、最後の最後で落下するのはカメラそのものであり、彼女はただ眼から涙を落し侍りぬのみ。やがて彼女はソファに寝そべり(胎児のポーズ)、カメラはそれを…
>>続きを読む面白い
シャブロルて思ったより自然な映画を撮ってたのね
ツッコミどころもあるけどねじ伏せてくる感じが映画っぽい
嫌なやつ撮るの上手いしこの空気感癖になる
息子にラングとルノワールの映画渡すの監督の趣…
エンディングのカメラワーク。何かダグラス・サークの映画で屋敷を写したカメラがグイーンと引いていって敷地外に出て門が閉まって終わる映画があった気がする(『風と共に散る』だったか、増村保造の『暖流』がそ…
>>続きを読む妻を事故で失った著名なピアニストと一人息子のブルジョア家庭が、元妻であったチョコレート会社の女社長との再婚や、息子の出生時の取り違え騒ぎのもう一人の当事者であるピアニスト志望の若い女性の登場によって…
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