このレビューはネタバレを含みます
歴史を絡めてくるのはスペイン映画の定石だが、わかりやすい展開でのめり込んだ。
世間の動きが描かれてないので、サルバドール1人の死刑がそんなに世の中を動かしたことは意外だったが、、、かわいそうとは思…
スペイン史の勉強で鑑賞。
他の方のレビューに書かれていたが、前半部分の銀行強盗シーンなどは退屈。
フランコ体制についての基礎知識やETAのカレーロブランコ首相暗殺がその後のスペイン史にどんな影響…
独裁政権のなか、懸命に生きたサルバドール。結末は分かっている中、サルバドールが死刑執行されるまでを描く作品は、ダンサーインザダークに少し似ている。救いはダンサーインザダークよりも描写が明るいところ。…
>>続きを読む2016/1/8鑑賞(鑑賞メーターより転載)
フランコ独裁下のスペインで反体制活動を行ない投獄・処刑されたサルバドールという実在の人物の物語。確かに投獄後の彼への尋問の仕方が残忍でかなり苦痛ではある…
確かに彼は罪を犯したけど
彼の弾ではなかったかもしれない
なのに独裁政権下では
きちんとした裁きを受けられない。
同じ国でも言葉の違うスペイン
異質なものに対する嫌悪、差別。
彼は確かに罪を犯し…