多くのスペイン民衆にとって1974年3月2日という日だけは、バルセロナに朝陽が昇らない事を祈っただろう。
スペインはフランコ独裁政権の末期に起こった、反政府側のある1人の若者〝サルバドール・プッチ…
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ラストは胸が締め付けられた。
必死で平静を保とうとする姿。
また後で、と言って別れる姉たち。
死刑の器具を見たときの絶望的な表情。
でも、まったく罪が無いわけではないから彼にばかり感情移入するの…
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革命のための資金が必要なのは 分かるが 賛同を得られる方法で無いのが 残念。最速の資金調達なのかもしれないが。誰かを陥れるために 事実を歪める事は 無くならない。命を犠牲しないと誰も見ようとしない。…
>>続きを読む1970年代独裁政権下のスペインで政治活動家として銀行強盗などを繰り返したサラバドール(ダニエル・ブリュール)の実話を基にした映画。
こうすれば観客は感動するだろうという魂胆が透けて見えるやらしさ満…
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フランスは平和だが“休戦”はない
サルバドールが平静を保とうと努力しているところが、心苦しくも涙ぐましいというか美しかった。己の行いに対する裁きに対する思いは持ちつつも、行いに対するそれを受け入…
出会ってしまった…
久々に胸にズシンとくる良作。
1日経っても忘れられなくて、ずっとこの作品のこと考えてた…
重いから人には勧め辛いけど、観て欲しくて、Yahooさんから借りた解説つける。
「…
実際の話。革命を起こそうとしたサルバドールが警官殺しの罪で死刑に。
正当防衛ではなかったのか?危険人物だったからか?死刑も人殺し。
知らないことが多すぎる。
ストーリーは前半が少し退屈だったが…
マヌエル・ウェルガ「サルバドールの朝」
実在の人物を描く事も、史実が主題であるのも別に悪いというわけではありません。
回想形式のドラマ構成も、銃撃戦の演出も、サブカルチャーの描写もどちらかと言えば…
【2018年36作品目】
たまたま鑑賞した今日3月2日。
ちょうど44年前の同じ3月2日にこの物語の主人公であり実在した"サルバドール・プッチ・アンティック"は処刑された。
なんという巡り合わせか.…