子供の世界で笑っていられること、それを理想の世界とするのだけれど、現実の複雑さ、理不尽さに相対するとき、その尊さを改めて感じる。千年の昔からそれは変わらずにあることをひとつの映画で巧みに示している。…
>>続きを読むラピュタ阿佐ヶ谷レイトショーにて、
この映画の初公開時、上映継続に尽力されたライターの廣田恵介さん追悼上映ということで。
上映後片渕須直監督の舞台挨拶も。
震災後、いわき市のショッピングセンターに…
昭和30年代の田舎の生活を実感できそうくらい近くに描いている
いろんな色の空や麦畑が描かれていて美麗な背景美術が印象的だった
ドラマチックな作り方ではないけど、無垢な子供たちの日常に侵食する大人の現…
ご当地防府上映。劇場では5年ぶり5回目の鑑賞。昭和三十年の新子貴伊子、平安時代の諾子、そして公開当時。さらに公開から14年の月日が、もう一つレイヤーを生み出そうとしている。どんな時代でも子供には子供…
>>続きを読む直角の水路とかいう文学すぎるモチーフから始まって明確な契機もないまま現在と千年前の物語がぬるりと入り交じっていく異様な構成がこんなに見やすいのどうかしてる。転校生:貴伊子の家にいくシーンがすごくて、…
>>続きを読む 大好きな『この世界の片隅に』の片渕須直監督作品。
相米の『夏の庭』と作風がめちゃくちゃ似てる。
昭和30年代の山口県防府を舞台に、おてんばで妄想好きな新子と東京から転校してきた貴伊子を軸に…
宇宙一おもろいアニメを作った人の作品なのでめちゃくちゃ良かった。
「この世界の片隅に」と同じく、微笑ましい日常の中にも死や別れが同居しているので割とドキッとさせられる。
日本家屋を生かした奥行きのあ…
(C)高樹のぶ子・マガジンハウス/「マイマイ新子」製作委員会