「夫は人殺しなのでは?」と疑心暗鬼になる『ガス燈』系サスペンス。
何度も夫を信じてしまうジョーン・フォンテインの頭が残念すぎる気もするが、そこはケイリー・グラントの魔性か。
真相は別としてダメ男な…
前半のリッチなお金持ちの描写が長く、ハラハラし始めたと思ったらラストはあっさり。
何かの圧力で、ラストはああなったのかと思ってしまった。
そんなぐらい、もったいない終わりかた。
駄目男と別れられな…
何かが起こる予感が最大限に高まりながら、それでも決定的な何かは起こらないままで牽引し続けるのはやはりヒッチコックだからこそできることだと思う。
夫の正体は何なのか、最終的に本当は人殺しなのではない…