絵がとにかくいい。人生の静かなところへ連れて行ってくれるようなあの絵。
このアニメをそのまま絵本にしたものも持ってるけど、どちらからどちらを見ても風格は全く変わらない。
絶望にまみれた町においても寡…
風に流れるような独特の映像になんとはなしに寂寥感を感じつつ観続けていくと、その映像が希望を運び彩を運び夢を緑を運んでくる。
全くのフィクションだというが、1人の信念が種となり大きな樹と育っていくさ…
ある種、神の創造に近い行為を一人でやってのけた男は、フレデリックバック本人が、この作品に賭けた思いそのものなのではないかと感じる。その不屈の男が与えた多くの命は様々な形で幸福を享受しただろう。
後半…
久々に見返す。
一人寡黙に二万枚の作画を続けたという過程そのものが、木を植え続けた男そのままに重なってしまう。製作過程と作品評価は別物と思いつつも、アニメーションという特殊な表現を思うに、やはり感動…
たった一人二万枚の絵を描き完成させた
アニメ史に残る大傑作
主人公の旅人がある廃屋街で
一人黙々と荒野に種子を蒔く男に出会う
寡黙な男は何年何十年も種子を蒔き
やがてその活動が実を結ぶまで
主人公の…
こんなすばらしい、美しいアニメ、見たことない! 多分これ人生でNo.1! 荒れ果てて、人が住みつかなくなった山に、来る日も来る日も淡々と木を植えつづける男。その間、2度の大戦が起こり破壊と殺戮に明け…
>>続きを読む「木を植えた男」の他にも短編がいつくか収録されてあります。
私は特に「クラック」がとても印象に残りました。近作のアニメに見慣れていると、表現が物足りないと思う方もいるかも。
でも、極限にシンプルな技…