〈犯罪映画でもフェリーニ節炸裂〉
高名な映画作家のフィルモグラフィーを辿ってみると、大抵その初期には三文小説を原作にしたようなチープな犯罪映画がある。云わば、タランティーノにおける『レザボア・ド…
画面の中でいつの間にかわーっと動きが満ちていき、どんちゃん騒ぎになって、ふっとポカンと誰もいない街に取り残される
詐欺師達の人生の刺激と哀れさという内容が、映画の形、運動と空間と時間として表れてい…
8 1/2の次に観た道が悲し過ぎて、中々フェリーニ作品手付けられてなかった。新約聖書を読んでた時期に観たから聖書をテーマに描いている映画に共感した。人間とは何か。豊かに生きるとは何か。信ずるもの。祈…
>>続きを読む天才詐欺師の転落ストーリー。
あまり”らしさ”を感じられない映画。フェリーニ作品は初。割とコンパクトで凡庸なストーリーだった。
冒頭に登場するチームを詐欺師集団だと明かした後にストーリ…
切ないなー。
背徳の人生を送って初老の詐欺師が自身の老いを意識した途端に孤独に押しつぶされる。
無頼の日々を送ってきた男が聖なる女性に出会い悔恨に苛まれるモチーフは道、甘い生活に通じる。
監督の永遠…