二十世紀少年読本の作品情報・感想・評価

二十世紀少年読本1989年製作の映画)

製作国:

上映時間:106分

ジャンル:

3.6

「二十世紀少年読本」に投稿された感想・評価

え

えの感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

サーカスもヤクザも、家族、場所、
それでもジンタはやはり自分にとって夢のある方へ
サーカスはある種現実離れしているものであるが、ジンタにとってはたったひとつの夢であると同時に、現実でもあったのだろう
嘘つきジンタにとっての現実

サーカスの中へ、夢の中へ、消えていくふたり
嘘ではないところへ、

人生において忘れたくないものが詰まっている気がした
大林作品を観た時の感覚と似ているかも、郷愁
また見直したい


原田芳雄の登場シーンかっこよすぎて声出た、ありがとうございます、、
方眼

方眼の感想・評価

4.1
サーカス団を舞台にした和製ファンタジー。デビュー作より良い。撮影・美術・編集など技術もしっかりしてるし、趣味にも走っているし。この頃、原田芳雄って、ちょっとマイナーな日本映画には必ず出てた。
サーカスに拾われた 幼い兄弟

怪我をし テントを離れた兄
兄を待ち続け 空中ブランコに乗り続ける弟

「うそとうそは
 からまってほんとになんのか?」
・・・噓を生きた男が気づく ほんと。


弟をかばって足を痛めた兄は
空中ブランコをあきらめ 香具師に
果てにやくざに成り下がる

「兄さんの戻るところ」を守り続ける弟も
サーカスを続けられなくなり テントをたたんだ

だけど気づく
「サーカス捨てたら 行くとこなんかどこにもない」


弟はまた テントを広げ
噓か本音か分からない世界に生きた兄も サーカスへ帰っていく
 

弟は、兄を想い
兄は、自分ではない誰かを想う時
本音の世界に
戻っていくのね^_^
sci

sciの感想・評価

4.1
モノクロフィルムは情感があるよなぁ。三上博史が往年の映画スターのごとく輝いていた。
J

Jの感想・評価

4.6
監督を後ろに、大切な人と見たこの映画は一生忘れないだろう。その時間と空間は不思議な雰囲気を醸し出していて、現実感がなく、どこかへ旅立たせてくれるようだった。

僕にまとわりついている死の肌触りは、確かにその場を取り巻いていた。死を描くってどういうことなんだろうな。

映画は、とても美しかった。

妖しさをまとったこの作品は、もっと色んな人に見てもらいたい。
林海象監督が少年のころに心に思い描いていたサーカスがインスピレーションらしく、郷愁にひたる夢をみているような映画。
和洋のバランスが奇妙で、悪夢のような気味の悪さを所々で感じた。
一番印象的だったのは、嘘をつき続けて生きてきた二人の男女(じんたとおもちゃ)が、互いの首を絞めあって情死しようとするシーン。
それで死ねんの?!と思ったけど
これで死ねる。と確信を持てるぐらい信頼しあってたのかなぁ。
嘘をつく才能がある人は信頼する才能もあるのかも。
作中でおもちゃがじんたにウソツキ!ウソツキ!って言うシーンがあるんだけど、それをみて、嘘をつく才能を伸ばしていくと、嘘を見抜く才能も副次的に伸びるんだと思った。
嘘を見抜けるからこそ、心の底から信頼できちゃう。
ウソツキも悪くないね〜
ちゃぶ

ちゃぶの感想・評価

5.0
林海象監督。
濱マイクシリーズも好きだけど
この作品が一番好きです。
サーカスの舞台裏の闇をのぞいて見てるような。
modoc

modocの感想・評価

4.0
サーカスのどこか物悲しい摩訶不思議な映像空間が心地良かった。

好きな作品、散漫な印象が残るのが惜しい。
terra

terraの感想・評価

-
人のしあわせを願うが為に
己己に我慢を与えるのが
日本っぽいなぁと。

サーカスの刹那さが好き
あさの

あさのの感想・評価

4.5
映画のキモは雰囲気だと思う。 
ノスタルジックな昭和を異世界風に作り上げた美術、繰り返し流れる哀愁感ただようテーマ曲、運命的な人生を旅する三上博史。 
完璧で、未完成な世界。
観て以来、ずっと僕の心の中にあり、今だに答えのでない、そんな映画。
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