狼は天使の匂いの作品情報・感想・評価

「狼は天使の匂い」に投稿された感想・評価

前半は強盗団との奇妙な共同生活 後半はヤマを踏むクライムサスペンス&アクションという作りのアメリカとフランスの合作映画

前半は変な映画だなーと思っていたら、後半はしっかり70年代アメリカアクションしてて面白かった!

強盗シーンの発想も良かった!

フランス映画の詩的な雰囲気もほどほどで安心した

出てくる女性陣が上品で綺麗

しかし話運びがトロかったし、ツメが甘いの行動もあった
小林

小林の感想・評価

3.9
みんなキャラが立ってて、ちゃんと不二子ちゃん的立ち位置もあって、人物造形がいい感じだった

カナダの田舎での人間模様とニューヨークでのド級の犯罪があまりに対照的で驚いた

全編通して、猫の看板とか、メタファー的なシーンが多いのだけど、全てを理解しきれなかった
タイトルの意味もわからなかった
映

映の感想・評価

4.5
何年か前にBSでやってたのを観たことがある。
そのときは、好き………って思ったので、どうにかしてもう一回観たい。

ビー玉が階段からこぼれ落ちてくるシーンが印象的で、ラストが好きだったな。
shun

shunの感想・評価

4.1
村上龍映画小説集から。
期待してたよりはストーリーの起伏が足りなかった印象だったが、
ラストは期待してた通り。男心に訴えかけてくるというか。おとぎ話というレビューをよく見るが、その通りでなんかロマンチックなんだ、こういうのを求めて映画をみるんや。
テーマ曲もだいぶいい。
痣

痣の感想・評価

4.4
ロバートライアンの顔が男の子って感じで良い。伏線回収なんて言葉を使うとシステマチックで嫌だけどそれにしても冒頭と繋がるラストシーンがカンペキ。あと邦題も。僕もいつまでも路地裏で遊んでいたい
「雨の訪問者」(1969)に続いて、製作セルジュシルベルマン、監督ルネ・クレマン、脚本セバスチャン・ジャブリゾ、音楽フランシス・レイと、同じチームで作られた本作(1972)を観ました。

冒頭、「いとしき人よ、我々は眠りに就く前にむずかる、年老いた子供にすぎない」という ルイス・キャロルの言葉が引用されるが、まさに本作はこの言葉が表しているように、大人になり切れていない男の子が遊んでいるようなノリで犯罪に進んでいくといった内容。

殺人の現場に居合わせた主人公(ジャン=ルイ・トランティニャン)が、犯人グループに連れていたかれたアジトで、犯罪グループのボス(ロバート・ライアン渋い!)、芸術家肌の片腕、身体はゴツイが頭は悪い元ボクサー、料理の上手い典型的なイタリア美女、狩り好きの美少女(ミア・ファローの妹のティサ・ファロー)といった個性豊かな面々と一緒に暮らすうちに仲間になり、大きなヤマを踏むことになる。

しかし、「雨の訪問者」でも単純なドキドキハラハラではなく「甘い」雰囲気のサスペンスを撮っていたルネ・クレマン、ここでも彼らが事件を起こすまでの1時間余り、ひたすらアジトでの生活、特に遊び(煙草を縦に3本積み上げられるかどうか金をかけて勝負するなど)の場面を緩い感じで描いてゆく…
ところが、これが男だったら誰でも持っている「ガキっぽさ」を思い出させるような場面になっていて非常に魅力的(ジョニー・トーがそのまま真似ているくらいに!)。

そして、犯罪行為が進んでいってもその「ガキっぽさ」は抜けることなく、もちろんそんな「ガキ」の集団に完全な計画遂行ができるはずもなく…

ラストは、それこそ「男の子」映画の代表と言いたくなるようなシーンだが、これは見てのお楽しみ!!
はぎ

はぎの感想・評価

4.4
おとぎ話をモチーフに、子供から変わらない大人達を描いた傑作
この映画のティサ・ファローかわいすぎ
桔梗F

桔梗Fの感想・評価

4.7
何ものかに追われている主人公トニー(ジャン=ルイ)が偶然殺人事件を目撃してしまい犯人グループに捕まる。 
老ギャングのチャーリー(ライアン)をリーダーにファミリーを形成する犯人グループ(^-^)
犯人グループも何か大仕事を計画している。いろいろあり主人公も仲間に…

ノワールというより『不思議の国のアリス』になぞらえた大人の寓話的お話(^^)

40年前の映画だが、DVD化で高画質っぷりが素晴らしい!劇場版より長尺の完全版らしい。

『ワイルド・バンチ』で怪演にロバート・ライアンは病をおしての名演を魅せる(;_;) 撮影終了の年にこの世を去り、こちらが遺作に(T-T)

伝説のぶっ飛び!マカロニウエスタン『殺しが静かにやってくる 』では一言もセリフなしに表情だけで主演をはったジャン=ルイも名演(^^)d

主人公と三角関係!?ダブルヒロインに、料理上手で大人の艶やか満載のレア・マッセリ(色気ムンムンΣ(゚Д゚))、銃乱射ぐせがあるが可憐なティサ・ファロー!(後のホラークイーン?である(笑))

主要登場人物のファミリー+主人公は、犯罪グループなのだが、やってることが子どもっぽい(^-^
レア・マッセリのシャワーシーン覗いたり、みんなでゲームに熱中したり、何でも賭けたり(^-^;犯罪ものですが中盤はにやりと( ̄▽ ̄;)

登場全員のキャラがそれぞれ過去を持ち、夢を持ち、個性たっぷりで見事にキャラたっており,ぐいぐい感情移入させられます(>_<)

ノワール映画で、登場人物たちに子ども心を持たせる手法は間違いなくジョニー・トー監督に多大な影響を与えてるはず(..)作りが似てる(^-^)

謎に映像美に友情に恋にフランシス・レイの素晴らしい音楽にク レマン監督の映像マジック! 

そして…切ないラストへ(TT)終盤はずっとフランシス・レイの悲しく美しいメロディが、これでもかと流れるので、ラストは誰しも大体想像つく(T-T)

一見、関係なさそうなシーンやカット、小物、セリフの数々がラス トまでに全て繋がります(;_;) あまりの無駄のなさに驚愕 …

小物も重要アイテムで、至るところに「不思議の国のアリス」関連ものが(*^^*)見つけるだけで楽しい(^-^)
特にビー玉とチェシャ猫は映画最初と最後にリンクするという…

ちょっと文学的な面もあり、これ犯罪もの?と、とまどったり、物足りなさを感じる人も多そうだが、大好きな映画である(^-^)

個人的には主人公とダブルヒロインとの恋の展開をもっと観たかったな(*^^*)

このレビューはネタバレを含みます

暗いフランス映画からサスペンスの金字塔『太陽がいっぱい』まで、実に幅広いジャンルを撮ったルネ・クレマンの本作は、ユーモアと哀愁の漂う男たちの『禁じられた遊び』であった。なるほど、男が沁みるフレンチ・フィルム・ノワールの大傑作である。男同士の友情、強盗一味の団欒と待ち受ける悲哀。男と女の人間ドラマ。伏線の回収に至るまで丁寧な作りが見られる。
 最初人質であった主人公が段々と仲間になっていくくだりの展開(何度も危機を免れる)や消防車の梯子を使った犯罪シーンなど、プロットが非常に練られていると感じさせられる。
 とかく堅くなりがちな男の世界、犯罪の世界に「不思議の国のアリス」をモティーフとして入れてくるあたりが、粋であると思う。盗賊一味が賭けをやったり、集合写真を撮ったりとユーモアな描写も多く、味のある演出も非常に冴えている。
 だが、なんと言っても私が一番魅力を感じたのが、白髪の強盗のリーダー・チャーリー役のロバート・ライアンの渋さが山崎努さんや晩年の菅原文太さんを思わせて、格好いいというところなのだ(主人公に昔の話を物語る様は、どことなく「私のグランパ」の時の文太さんを彷彿とさせる)。
 ラストの「ビー玉」のために戻る主人公のエピソードも心に残る。大好きな映画。
spacegomi

spacegomiの感想・評価

4.4
クレマン①

最高の眼福映画。大の大人たちによるお伽話。
記念撮影のシーンとビー玉が零れ落ちるシーンが大好き。犯罪シーンはもうちっと気合い入れてくれ。
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