クライムメロドラマとでも形容いたしましょうか。
監督は、『禁じられた遊び』『太陽がいっぱい』などの名匠、ルネ・クレマン。
飛行機事故で大勢の子供たちを死なせることになってしまったトニー。
この事故…
「映画っちゅうのは雰囲気なんや!」ってことですか、ルネ・クレマン先生。たしかに冒頭のルイス・キャロルの引用からして雰囲気があり過ぎる。そしてユルい犯罪計画の中には謎めいたフラッシュバックと「男は永遠…
>>続きを読む最初は情報不足で理解しづらかったが中盤過ぎた頃から面白くなっていく。年老いたリーダーチャーリーが率いる強盗団は決してスマートでは無いし派手さもないけど死を定められた者たちの哀愁を感じられた。チャーリ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
序盤のシーンから組織のアジトに辿り着くまでは良かったけど…どうしてもそこからの中弛みが我慢ならなかった。こんなにダラダラ喋ったり(話の内容も特に面白くない)メロドラマみたいな展開があるとは。
も…
めちゃくちゃ面白い。
強盗団の前に現れた他所者が上手く取り入りポジションを獲得していく。隠れ家での会話劇が大半だが個性が際立つ役者たちの名演が長尺を微塵も感じさせない。終盤に畳み掛ける強盗劇、ラスト…
トラブルから組織に追われる男はある殺人現場に居合わせてしまい拉致されてしまう。拉致した奴らはその殺人のからんだ誘拐をたくらむ別のグループだった。誘拐のグループのなかで、拉致された主人公は少しずつ組織…
>>続きを読む