糧なき土地の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『糧なき土地』に投稿された感想・評価

2.8

ひとつのシーンに固執せず、ぱっぱと進んでいく。情報量は多いが、若干せっかちでもある。ナレーションとBGMに埋め尽くされているため、音響的な楽しさは皆無。ヤギが崖から転落し、ロバに蜂がたかり、犬に食わ…

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kazoo
3.7

かのブニュエルが監督した本作は、スペインのエストレマドゥーラ地方にある貧しい村、ラス・ウルデスの厳しい生活環境を描いている。この映画は、地域の住民が直面する極度の貧困、栄養失調、病気、教育の欠如など…

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Rin
-

窓と鏡の狭間に──スペインのラス・ウルデス地方、荒廃した極貧の集落にひたすらに淡々とカメラを向けたドキュメンタリー。村は常に食糧に乏しく、栄養失調や病気が蔓延し、人々は町に出て物乞いをして得た服をボ…

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ブルジョワジーのみならず、階級のみならず、人々の暮らしの層がブニュエルの着眼点

凄みがある
3.0

ドキュメンタリーではあるんだけど、ヤギ、崖から落ちたんじゃないよね、落としたでしょ、とか思っちゃう。ロバがハチに襲われたところ違うんだろうな、とか、昔の映画観てると、無駄な殺生どうしても気になっちゃ…

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ブニュエルの監督3作目は、スペインの山岳地帯の寒村のドキュメンタリー。27分。想像を絶する貧しさは、ある意味シュール。
ブニュエルは語る。「彼らの知恵、救われぬ土地に対する愛着に惹かれた。少なくとも…

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アンダルシアの犬と二本立ての後半戦。
正直、ほぼ寝てしまって全く記憶にない。
お金払ってるのに、勿体なかった。
ここまで猿たのは、アップリンク吉祥寺で見た裁かれるジャンヌ以来。
ゆう
3.5
戦前時代のスペイン、ラスウルデスというとんでもない土地へカメラを向けられたもの。
語りもかなり厳しめで元祖クレイジージャーニー

あっという間に終わってしまう
ブニュエル作品唯一の
ドキュメンタリー映画。

ふーんって思って
観賞後に調べてみたら、
偽ドキュメンタリー作品という
なかなかのキラーワードが
出てきたのだけど、
撮…

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 ブニュエルがパトロンを得て作った作品とかや、ダリと『黄金時代』の脚本で喧嘩して共同制作は行われなくなったなど…なんやかんやあって今作なのは、全て本の知識であって、観た後なるほどね…とは少ししか思わ…

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