金曜の夜に1本。
冒頭から引き込まれた。日常の生活から非日常へと移り変わるテンポとその後のスピード感に2時間があっという間に過ぎてしまう。伊坂幸太郎原作ということもあってか、序盤、中盤に仕掛けられた…
凱旋パレード中に首相が暗殺された仙台、宅配ドライバーの青柳(堺雅人)は、久々に再会した旧友の謎の言葉を聞いた直後、警官から突然銃を向けられる。訳もわからず逃げ出した彼は、身に覚えのない証拠と見えない…
>>続きを読む最後までハラハラした!
多少あり得なそうな、出来すぎてる設定もあるけど、それを気にさせないくらいストーリーがうまく進んでいく。
いろいろ仙台市を逃走するので、仙台市民だったら、もっと面白いんじゃない…
敵と味方が入れ替わる圧倒的な緊張感と、真実が霧の中に消えるもどかしさが入り混じり、観終わってもしばらく余韻が残った。
「人間の最大の武器は、習慣と信頼」――たしかに、と思わせるこの言葉が全編を貫く…
映画『ゴールデンスランバー』批評
作品の完成度
伊坂幸太郎の原作小説が持つ軽快なテンポと、逃亡劇というサスペンス要素、そして人々の温かい繋がりというヒューマンドラマを絶妙なバランスで融合させた完成度…
原作読んでから観た。
ほぼイメージ通りに映像化されていて、映画ならではの緊迫感が上乗せされた良質なサスペンスに仕上がっていた。
原作では、二十年後の回想で関係者がことごとく死んでいたことなどが明かさ…
(C)2018 CJ E&M CORPORATION, ZIP CINEMA, ALL RIGHTS RESERVED