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「探偵物語」に投稿された感想・評価

再びカーク・ダグラス追悼鑑賞📮です。邦題と異なり探偵は出てこない。あくまで刑事物語。同名の舞台劇を名匠ウィリアム・ワイラーが映画化しているが、小さな悪も許さない熱血漢のマクラウド刑事を主人公にNYの21分署に万引女や強盗、堕胎医師、弁護士、同僚刑事やマクラウドの妻らがひっきりなしに出入りし、それぞれの事件のドラマや刑事夫妻に関係する過去の出来事等が浮き彫りにされる。

妻役のエリノア・パーカー、同僚刑事のウィリアム・ベンディックス、強盗殺人犯のジョセフ・ワイズマン(007第一作のDr.No役)、舞台の狂言回し役のような存在感ある万引女のリー・グラントら個性のある役者が揃い、グランドホテル形式で人の機微や人情が面白い。それと、生まれ持った性格を悔い改めるのは難しいなぁ、と実感しホロリとさせる作品でもありました。双葉十三郎氏の 「外国映画ぼくの500本」より。
皆さんおっしゃる通り優作は出てきませんが、これの10年後位にドクターノオを演じることになるジョセフ・ワイズマンなら印象的な役で出てきます。
昔のアメリカ映画は室内劇で結構出来が良いの多いと思います。面白かった。

邦題何とかならんですか。内容確認の前に決定しちゃったとしか思えない。それとも当時の英和辞書は、detective =探偵 としか記載が無かったのでしょうか。
miyu

miyuの感想・評価

3.8
カーク ダグラスの映画って ほとんど見てない気がした。。。 
名前は超有名だから、知ってるし…マイケル ダグラスのパパって言うのも知ってる✨

多分 小さい時に、テレビの洋画劇場とかで…
『スパルタカス』とか 『OK牧場の決闘』を見た気がするが…父が見ていたから、チラ見しただけで ほぼ 記憶なし…💦

コレ 邦題が なんだかやなぁ〜💨💨💨
昔だから 失敗して付けたのかな???

『27分署』とかで 良くない???

全体的には、ダレるところがなく
27分署に出入りする人(主に 犯罪者)を舞台劇の様に描いていて、面白かったです。。。
細かい演出も スパイスが効いていて…
楽しめる映画だと思えました。。。

ただ、
ワタシ的には、主人公がイケすかなくて…息子 マイケル ダグラスの『フォーリング ダウン』のキレ方をフト思い出してしまった….
(←『フォーリング ダウン』は もっと、病気的なキレ方ですが…😭)
本作も まぢ キレすぎやろ〜って💨
気が短すぎるんちゃうん…って💨
主人公に 一切感情移入できませんでした…

勝手な正義感や自分の信念みたいなものが
彼のココロを狭くしていて…
大嫌いな父親譲り???←チョット そんな事を映画の中で語っていた….
特に、エリノア パーカー演じる妻への言葉の思い遣りの無さに驚いた😱
罵詈雑言みたいな…
そんな感じで あんな事言われたら イラッてなります💦

正直、時代が かなり 古いから…
この時代の道徳観念は、現代と異なるのかもしれませんが…
結婚前の事まで ゴチャゴチャ言われて、
しかも、これから先の長い人生でも チクチク言われるとしたら…
キツイ…💦
妻の決断は 正しいと思えました。。。

ラスト
正直 主人公が、可哀想に…なんて 全く思えなかった。。。
ラストが 見えていたので…

エリノア パーカーは
逆に メチャ イイです✨
見目麗しく ウットリします💕💕💕








自殺的な行為としか思えなかった…
また コレで エリノア パーカー演じる妻は
かなり重いものを背負った気がするょ💦

ワタシは エリノア パーカー サイドから見てしまいました✨
こぅ

こぅの感想・評価

4.3
【ローマの休日】【ベン・ハー】の巨匠ウィリアム・ワイラーによる【ヒューマン・サスペンス】。

アカデミー賞、
監督、主演女優、助演女優、脚本賞ノミネート。

先ず、探偵では無く、【デカ物語】。

舞台は、NY21分署。ジム(カーク・ダグラス)は、犯罪者を容赦しない、自分の信条を絶対に曲げない刑事。万引き犯、窃盗犯など次々に犯罪者が連行されてくる。ジムの妻には、ある人には言えない秘密があった…。

これが中々に硬派で熱い(厚い)ドラマ。
重いムードに少し間の抜けたキャラ(コミック
リリーフ)も気が利いている。(この人の去り方
にもクスッ。)

開始から事件入り乱れてバタバタして少し入り込み
辛かったが、間も無く主役が誰かハッキリする
あたりから解消、快走。グイグイと引き込まれる。

95%が署内で、舞台劇調。

1人浮いてるくらい【熱血漢】なデカをカーク・
ダグラス(息子マイケルにそっくり。)が熱演。
その伴侶役、【サウンド・オブ・ミュージック】の
エリノア・パーカーが美し過ぎる。

白眉は後半、ある事件から派生するある事実が
メインになる。この【怒涛の展開】、演技共に
満点。この終盤だけでも 観る価値有り と言い切る。

兎に角、ジムは堅物熱血漢過ぎるというのが、
ヒシヒシと観る者に伝わってくる脚本だ。
それ故に少し突然過ぎる、自業自得的な◯しい結末
は、説得力がある。(アイツが伏線だったか。)


余韻与えずラスト、、この結末あっての、、
少しの優しさ、僅かな救いも良い。

これは埋もれた傑作に認定。
Elmar

Elmarの感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます

カーク・ダグラスとエレノアパーカーの件は5チャンネルのまとめにありそうな話。
既男が奥さんに出て行かれた、このままでは離婚になる、どうしたら阻止できる?とか相談して、住民にボコボコにされるのw

正義感が強いのは良いけど、彼の持っている定規は子供向けすぎる。
もっと色んな尺度で物事をはかることを覚えないと。
★ 悪・即・斬!

「なんじゃ、こりゃあッ」
の松田優作さんが主演のドラマ…ではなく。
『ローマの休日』を仕上げたウィリアム・ワイラー監督の舞台劇。なかなか見応えのある作品でした。

何しろ、見事なまでの語り口。
ほぼ警察署の中で繰り広げられる物語なのに、それを感じさせない拡がりがあるのです。これは、主人公から警察署の外に立つタクシーの運転手に至るまで、登場人物たちが瑞々しく立ち振る舞っているから。躍動感が違うのです。

また、物語に着目すれば。
主人公を演じたカーク・ダグラスの独壇場。
彼は《厳しい目線で悪を許さない刑事》なのですが、頑固なまでに信念を貫く姿は硬質感たっぷり。しかも、複数の事件を一人で処理する多忙極まりない背中は煤けていて、なんとも言えない渋みがあるのです。

だから、物語終盤の展開は胸を鷲掴み。
信念と妄念の狭間で感情をコントロールできずに呻く様は、痛くて痛くて堪らなく。思わず「なんじゃ、こりゃあッ」と叫びたくなるのも当然。鳩尾がヒリヒリとシビれるのです。

やはり、人生とは点ではなく線。
これまで歩んできた軌跡が重要なのでしょう。
だから、幼少期に見た親の背中は誰もが逆らえない軛。彼を本当に理解できるのは、神の視点を持つ“観客”だけなのかもしれません。

まあ、そんなわけで。
正義とは何か、悪とは何か。
そして、人を愛するということは何か…と問い掛けてくる作品。『ローマの休日』を仕上げる2年前に、こんな傑作を作り上げるなんて…監督さんの辣腕ぶりには二の句が継げませんな。

ちなみに邦題の『探偵物語』は確実に誤訳。
正確を期するならば『刑事物語』とするべきでした(そうなると松田優作さんではなく、武田鉄矢さんを連想しますけど)。配給会社の人たちは誰もツッコまなかったのでしょうか…?
犬

犬の感想・評価

3.7


ニューヨークの21分署
そこの刑事たちと容疑者の物語

様々な事件
そして色んな人がいる

事件の捜査
見応えありました

警官の私生活
こんな悲しいラストが待っていたとは、、
やられました

当時の感じを知れる

俳優陣の演技がスゴかったです
pier

pierの感想・評価

4.2
映画史上最高の誤訳『探偵物語』。
罪を憎んで人を憎まず。
正義を追い求めるあまり、自分にも他人にも容赦しないカーク・ダグラス。
釈放された若い男女が歩いてゆく最後に希望を見出だせる。
映画『探偵物語』と言っても、薬師丸ひろ子と松田優作が探偵ごっこする映画ではない。
ウィリアム・ワイラー監督作品、カーク・ダグラス主演、ヒロインはエレノア・パーカーという硬質な映画。悲劇的でもホロリとさせられる佳作。

この映画、主な舞台はニューヨーク21分署の室内。
物語は、頑固一徹で正義を貫く強靭な刑事マクラウド(カーク・ダグラス)だったが、美貌の妻(エレノア・パーカー)にはメロメロという人間らしさも見せる。
警察署には、万引きで捕まった女、金を横領した男、中絶を繰り返している医師、強盗・殺人など多数の事件を起こし続けている悪人など様々な人間が居る。
そこに、刑事マクラウドの妻の物語まで絡ませながら、マクラウドが人間らしさを取り戻していくのだが……といった流れが見事。

この作品の原作は舞台劇のようであるが、ウィリアム・ワイラー監督は、限られた場所における人間心理や行動を丁寧に描きながら優れたドラマを作り上げる手腕。さすがである。

先日、ウィリアム・ワイラー監督作品『女相続人』を観てから、「勝手にウィリアム・ワイラー監督特集」をしている(笑)
けい

けいの感想・評価

4.2
ウィリアム・ワイラーを紹介する時 ベン・ハーやローマの休日が必ずと言っていい程 代表作として挙げられていますが 実はこれが最高作では?って常々思っています、とにかく上手い !観ていてカメラワークやアングルに溜め息が出ます、愛しの薬師丸ひろ子は出ませんが それでも良い!
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