吸血鬼の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『吸血鬼』に投稿された感想・評価

2.5
221.3131

紗をかけたソフトフォーカスなコントラストの低い絵づくりが、悪夢的効果を生み出している。
ICHI
3.3

永年観たかったドライヤーの吸血鬼ということで期待大だったが、映像やショットは結構良かったし、棺桶の視点からの見上げる感じのショットは「悪は存在しない」のオープニングを思い出しゾクゾクしたのだけど、脚…

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akibom
4.3

1930年時点でこれだけのクオリティを出せることに目覚ましさを覚えます。音による恐怖感の演出、細やかなカットによる役者の表情の分かりやすさなど。現代のホラーでは見かけない演出や表現もあり、ここには新…

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3.5
影の面白さ。
映画館の湿度高すぎて苦痛で眠るしかそれを回避する方法がなく何も入ってこなかった。
Juzo
4.6

恐怖を語るのではなく、恐怖そのものを視覚と音で感じさせる映画。
言葉よりも「沈黙」「影」「霧」「柔らかな焦点」の方が、目に・心に強く残る。まるで、目覚めと夢との境が消えたまま進む夢の中を漂うような体…

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逆転の映画。影と実体もそうだが、
例えば、主人公が泊まるホテルで、天井に窓の影が映り、つまり光源が下にある。
あるいは、目が見えない吸血鬼が映された後、頭蓋骨の眼窩に光が当たる。

バンパイアだからみてきたよん
音楽の切り方、フィルム切れ、雑でかわいい
でも私がプレミアプロをもってして施す編集より遥かに上手、さすがにカールテオドアドライヤーのこと舐めすぎ?でも100年くらい前な…

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話の筋はよく分からなかったけれど(うたた寝してたので)強いパンの画はよく憶えている。
何やら不気味で綺麗なものの源流だね

影の舞踏会
病室180度パン
棺桶からの仰ぎ見POV(木漏れ日⁉︎)
Foufou
-

いや、そりゃ、すごい映画です。影の演出とか、光の演出とか、幽体離脱の効果とか、墓場に運ばれる棺桶からのカメラアングル……とかね。いま見ても斬新だし、今後私が見るであろう悪夢を先取りしているかのよう。…

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4.0

ドライヤーが、るんるんと「♪」を浮かべながら撮ったことが、よく伝わってくるようだった。楽しかっただろうな。『アンダルシアの犬』(ルイス・ブニュエル監督, 1929年)を、自分でも撮りたかったのだろう…

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