自由意思でもって自らを気体化させるっていう透明人間超えの利便性を遂に実現。
ガス人間がもたらす得体の知れない恐怖描写に八千草薫の日本舞踊パートが絡んできて革新と伝統が混じり合う独特のグルーヴが醸成…
小学生のとき特撮ファンだった自分は図書館で借りた特撮本のなかから興味のある作品をリストアップして近所のレンタルビデオショップで借りていたのだが、そのなかで本作を見たときそれまでの作品とは違う「ドラマ…
>>続きを読む60’s東宝特撮の傑作だと思う。
“変身人間シリーズ”三部作の3作目。
画作りもストーリーも、2作目『電送人間』を遥かに凌駕する美しさにびっくり。
この機会に、昔観た1作目『美女と液体人間』も再鑑…
こういうストーリーにはめっぽう弱い私。ガス人間とかつて栄光を誇った家元の踊り手。許されないとわかっていても惹かれあってしまう。破滅に向かう純愛。覚悟はできてる、それでも負けるものか。八千草薫の凛とし…
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2022/12/08
Blu-rayにて鑑賞
オープニングの雰囲気が不気味な始まりを予感させてものすごい良かった!
物語上はガス人間が銀行のお金盗んだりたまに人を殺したり確実に悪い奴なんだけど…
変身人間シリーズの3作目。
大分シリーズの方向性が打ち出されており、3作の中では変身における悲哀が一番高い割合で出ている。
もちろんそれは改造させられたという過去があるからに他ならない。
監督に本…
なんと言っても藤千代(八千草薫)の存在感。可憐な初々しさ、凛とした美しさは圧倒的でした。
自分の“リアル八千草薫体験“は「岸辺のアルバム」〜「茜さんのお弁当」。映画やTVに出続けながら、そのイメージ…
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