武蔵野夫人に投稿された感想・評価(★1.0 - 2.0)

『武蔵野夫人』に投稿された感想・評価

odyss
2.0

【原作も面白くないけど映画もダメ】

溝口健二監督作品、1951年、モノクロ・スタンダードサイズ。 

大岡昇平原作で、武蔵野の地主の家に生まれたヒロイン(田中絹代)が大学教授の夫の浮気に悩まされな…

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課題で見たけど、私には全くはまらなかった。100分もないのに登場人物多すぎだし、そのせいで話がとっ散らかってる感がある。置かれる状況が変わるだけで、内面として、誰も何も変容してないから誰が主人公かわ…

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男が唱える自由と女が守る道徳のどちらも互いを苦しめつつ逞しく変わりゆく武蔵野で行く末を見守る。
1.5

原作は『野火』の大岡昇平、監督は溝口健二という事で重厚なドラマを期待したが、苦手なコテコテのメロドラマだった。
主演の田中絹代は自分の世代ではどうしてもドラマ『前略おふくろ様』のショーケンの母親のイ…

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田中絹代演じる主人公の宗教がかった道徳感に嫌悪。男の頭でっかちな感情と、女の筋の通らない理屈が人生をややこしくする。@ラピュタ阿佐ヶ谷

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