このレビューはネタバレを含みます
隣人との関係ドロドロですね。
死の淵にいる道子を前に皆が責任のなすりつけ合い、醜すぎる。開き直り"男たちのせい"と罵る富子はどの口が言うのか。
学生のいとことの淡い関係を発展させることを良しとせず…
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原作:大岡昇平
監督:溝口健二
主演:田中絹代
…でも、こういう映画が出来上がるのだなぁ~と不思議な感じがした。
戦後まもなくの元上流階級?の人たちの、進歩的・発展的な不倫ドラマ…と言ってしまえば元…
長回しというのもうまくいくと、すごく臨場感があるものだが、下手をすると、まったくの三文芝居を見せられているようになってしまう。
この作品も戦後すぐで条件があまりよくなかったのかもしれない。でも、赤線…
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1951年製作公開。原作大岡昇平。潤色福田恒存。脚色依田義賢。そして監督溝口健二が描く92分の物語。小説は当時のベストセラーだったそうだが、読者のどの琴線に触れたのだろう。
1945年。アメリカ軍…
戦地から復員した勉サンはとりあえずいとこ夫婦の武蔵野邸宅に転がり込むが、いとこの道子サンとひかれ合ってダンナに毛嫌いされて五反田の女子大生モテモテアパートへ引っ越すことになる
雷ピカピカエフェクト…
「武蔵野夫人」(1951)
映像が歴史的景色で面白い。野川、小金井、恋ヶ窪・姿見の池、多摩湖あたりがロケ地らしい。最後の神殿の廃墟のような建物が気になる。溝口健二メロドラマ。
児島善三郎の風景画や、…
夫の秋山と暮らす道子の元に従弟の勉が訪ねて来た。
勉は道子に惹かれる一方、大学教授の秋山は友人の妻とデキており…
大学教授だかなんだか知らんが姦通を正当化する話はうげぇ…って感じやったし、今やったら…