このレビューはネタバレを含みます
「ブニュエルじゃない人が撮ったと言われても違和感がない」みたいなことを言ってる人がいたが、全く同感。
びっくりするくらい急に丸く収まるラスト。十数年が急に飛ぶところなど面白い表現はいくつかあるけれ…
ブニュエル監督作品の『忘れられた人々』は傑作だった。翌年の本作も同じメキシコ時代の作品。
パワハラ夫。幼い息子だけが心の支え。若妻はあるきっかけで禁断の恋におち…
不貞はよろしくないけれど、人の…
ママ若過ぎ。
次男よりは9歳上でしかなく、なんと長男よりは2歳年下です。若い後妻に見えます。
なので、母と息子の話であるこの映画に馴染まないです。
兄弟はともに医者です。父がわりとカネ持ってるっ…
ブニュエルの最盛期と言える充実したメキシコ時代において、自ら最低の作品と評したモーパッサン原作のメロドラマ。
愛のない結婚や遺産の相続といったいかにもな出来事において、屈折した変態的な欲望や異常な執…
割と面白かった。見始めたときは、普通のハリウッド的な映画だなぁと思いながら見ていたが、途中から随所に「おぉ!」となるようなショットがいくつかあって最後まで楽しんで見ることができた。まず、影の使い方が…
>>続きを読む世界的有名(?)な川柳〈町内で知らぬは亭主ばかりなり〉と有るように、人類誕生から今日に至るまで世界共通の男と女の目合。
あまりにもまともすぎるメロドラマを淡々と明快に教科書通りに作ったような印象だ…
ブニュエルらしさ?みたいなテイストはかなり抑えめの、メキシコのブルジョワを舞台にした昼ドラみたいな作品でした。
ラストの色々ぶっちゃけちゃう流れは良かったけど、そこまでが長かったかなぁ、もっと手前に…
知らずに観たらルイス・ブニュエルだとは気付くまいという普通のメロドラマでした。さすがに母役(ロザリオ・グラナドス)若すぎるだろ、と思って調べたら息子役(ホアキン・コルデロ)より年下だった。劇中で20…
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