私が映画作家として敬意を払うルイス・ブニュエル監督の「愛なき女」は、1951年にメキシコ時代に製作された珍しいメロドラマである。(ブニュエル本人曰く失敗作とのこと)
経済的な貧しさにより年上の男性…
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凄く良い終わり方ぽく終わったけど、違うでしょってのが第一印象。ロザリオが100%あかんでしょ。ラスト自分の罪を良い風な感じに論じてたけど、そういうのは父親の生前にやって欲しかったわ。フリオも不倫が…
>>続きを読むルイス・ブニュブニュ監督🎥8️⃣作目👀
前回観た初期の「黄金時代」で無惨にも突き放されてしまったんで、身構えてたら…
1㍉もブニュさんらしからぬ、どストレートな【昼メロ】だったという事件🤯
古美…
さっき見ました。
父 ドン・カルロス・モンテロ(元古美術商の経営者)や母 ロザリオや長男のカルリトス(カルロス)やフリオ・ミストラル(母 ロザリオが愛して最も理想的な恋人で金持ちの林業職人)の遺産…
看板に偽りありと言うか確かに「愛なき女」ではあるが正確に言うと「貞節や子育ての為に愛なき生活を選ばざるを得なかった女」と言ったところか。突如舞い降りた富に対する執拗な攻撃やルサンチマン拗らせ坊やから…
>>続きを読む愛のない結婚生活から本当の愛を見つけようとする女性を描く、ルイス・ブニュエル監督のメキシコ時代の1951年作品。不幸な女性の良くある話かと思ったら、途中から主役が変わってしまい、驚くような結末に至る…
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「ブニュエルじゃない人が撮ったと言われても違和感がない」みたいなことを言ってる人がいたが、全く同感。
びっくりするくらい急に丸く収まるラスト。十数年が急に飛ぶところなど面白い表現はいくつかあるけれ…