愛なき女の作品情報・感想・評価

『愛なき女』に投稿された感想・評価

遺産相続人が実の息子なの当たり前っちゃ当たり前だけどやりよるな愛人も。不倫だけど本当の愛だったと言い切れる女、生き方も誰に恥じることもなく筋が通っていて、次男にもほっといてくれとヒシと抱き合って、ひ…

>>続きを読む

素晴らしかった。女が言っていることに矛盾はひとつもない。結果的に残酷な差異が生まれたとしても、それは愛が真実であったがゆえに導き出されたもの。
男女が反転していたら、あまりにむごくて観ていられないか…

>>続きを読む
ノノ
3.4

家族の居心地の悪さ、ハッピーに終わらない後味の悪さはブニュエルらしい感じもするけど、そこまでハマれない作品だった。前半は愛のない妻の悲哀、後半は弟に嫉妬する長男の憎悪が描かれる。母親は結局開き直って…

>>続きを読む
露骨
-

ブニュエルらしくないメロドラマ。古美術から医師に変遷される大幅なジャンプカットを経て見知らぬ弟が存在することから母親の不倫を推測することが出来る訳だが、この展開を以てしても兄弟の仲が引き裂かれること…

>>続きを読む
フク
4.0

「忘れられた人々」('50)で世界的な評価を得た彼が、アメリカ製のソープオペラのようなベタな物語を端正な演出できちっと描いて見せる。
メキシコ時代後半から突出してくる表現者としてのシュールレアリスム…

>>続きを読む
・突飛な演出とかは鳴りを顰め、小綺麗にまとまった落ち着いた作品

・この雰囲気の作品で思い切ったタイムラインの切り方が入ってくるところに驚いた

・最後の縫い物を1人続けるロザリオの姿が凛としてて格好良い
mona
-
ブニュエルこんなど定番なドラマも撮っていたのか
ほぼオールドハリウッド

_48
lemmon
3.6

不倫物ではあるのだが、ヒロインがその時その時を懸命に悩み生きていく様が見て取れて、人間ドラマとして楽しんだ。

場面転換後にいろいろと?マークがよぎるも、見ていくと「あ〜なるほど」と、小粋な演出があ…

>>続きを読む
3.5

原題『Una Mujer sin Amor』

モーパッサンの「ピエールとジャン」を原作にして、かなり忠実に描いたといわれる、いわゆるメロドラマである。(私は勿論、モーパッサンなんて、ひとつも読んだ…

>>続きを読む
ブニュエル初期作、ではなく、すでに50歳を過ぎている頃の作品。メキシコ時代。メロドラマ。

「母親失格」を突きつけるような破られた写真。

あなたにおすすめの記事