当時のサイレント映画を観るのは この作品が初めて。物語が面白いだけに音声が無いのがもどかしく感じたけれど、やはり面白いので最後まで楽しく観られた。
しかし、なんと言ってもいちいち画のパンチ力が強い。…
SF映画黎明期の傑作。「マリア」のような人型ロボット・アンドロイドは既にアメリカのパルプ・フィクションに登場していたらしく、訪米したフリッツ・ラング監督が参考にしたのでしょう。それでも、ここまでリア…
>>続きを読む社会人になり始めの頃、兄のレーザーディスクで観ました。
近未来を描いたSF映画が100年経った今現在の労働問題や格差社会にも通じます。貴族の見物興行的な運動会がありますが現在も4年に一度行われる近代…
2026年、メトロポリスと呼ばれる未来都市では、高度な文明によって平和と繁栄がもたらされているが、その実態は摩天楼の上層階に住む限られた知識指導者階級と、地下で過酷な労働に耐える労働者階級に二極分化…
>>続きを読む現在の完全復元版があるのは本作のジョルジオ・モロダーの存在が大きく貢献しているらしい。80年代の音楽ファンには結構刺さるメンバーが楽曲を提供しているらしいので多くの人に観てもらいたいが、やはり権利関…
>>続きを読むフリッツ・ラングが描く100年後の未来予想図。
約4年後(1926年製作)にその年がくる。驚いたのは、現代の貧富の格差問題に通じる内容だったこと。預言者みたいです。
地上には煌びやかな摩天楼(支配…
その昔、大阪よみうりテレビにて、「CINEMAだいすき」なる、深夜の映画枠があって、これがまだレンタルビデオも普及してない時代の、そこまで深入りしてない、私のようなライトな映画ファンにも優しい構成で…
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