このレビューはネタバレを含みます
オルフェの悲劇をモチーフに、現代ブラジルのファヴェーラ(スラム街)の人々の生を描く戯曲の映画化。カーニバルの前夜芽生えた恋が不条理にも死神により奪われる悲恋物語なのだが、死神が唐突すぎるしショッカー…
>>続きを読む軽快なカーニバルの映像に圧倒された。悲劇的なラストへと向かうためにはこれらのシーンが必要不可欠だったと思う。ギリシャ神話を元にした悲恋の物語は舞台を現代に移すといくらか無理が生じるようにも思うが、ス…
>>続きを読むサンバを躍り狂うカーニバルの極彩色やダンスと笑顔と、異様な姿をした死神の佇まいに代表される、エロスとタナトスの明確な対比の映画。
サウダージには楽しさのスパイスが必要なんですよね。これは作劇の基本…
踊って踊って踊って踊る。子供の笑顔に動物たちの鳴き声と、太陽を昇らせる音楽。それだけ揃えば名作でしょ。悲劇なんだけど鳴りやまないリズムに心踊ってエクスタシー。朝…すばらしい朝 それは 人生の新しい…
>>続きを読むストーリーはシンプルで、神話の流れほぼそのまま。物事が起きるのもそれはそういうこと、として進み、主人公は婚約者がいる身であっさり一目惚れした女性を追いかけて、婚約者はほっぽらかし。余り葛藤もない。
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ストーリー的にはそんなに面白いとは思わなかったけど、華やかな魅力と歓びがどっさりあった。まず、主演の男優がすごくいい! 黒い肌にかわいらしい顔、人懐っこいスマイル、澄みきった瞳。こんなイケメンにじっ…
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今度コンサートで楽曲「黒いオルフェ」を聞くので予習で鑑賞。
サンバとギターが上手い男の恋と別れの話。
ほぼほぼサンバのリズムが刻まれ、あの有名な「カーニバルの朝」でさえもバックにサンバのリズム…