煽り運転の成れの果てをサスペンスとして仕上げた、弱冠25歳のスピルバーグがTV用に監督した傑作。オールロケでかつ13日で撮り終えたのもまたすごい。メイキング映像で撮影の仕方を事細かに本人が語っていて…
>>続きを読むスピルバーグの処女作。
執拗に追いかけてくる、おどろおどろしい大型トレーラーから伝わる恐怖感の表現は絶品。途中トレーラーが人ではないかとも錯覚する。煽り運転を続けるだけ映画という人もいるかもしれない…
「煽り運転は絶対にやめましょう」
上映時間90分でひたすらトラックに乗用車が追いかけ回されるだけの話なのだが、それ以上に濃度が濃い。
それを可能にしているのはやはりスピルバーグのとんでもない演出…
原題の「Duel」の方がしっくり来ますね。
突然の不条理に身を晒される男が、自身の”男らしさ”の危機を「決闘」を通し獲得を果たそうとするメタファーが、追走劇の随所に孕んでいる。
とにかく緊迫感、臨場…
ただ追い越しただけなのに。今で言う煽り運転???相手の顔が見えず追いかけまわされ、不条理な恐怖を主人公も観ている我々も感じてしまう。
カメラアングルやカット割りだけで、単純な話がここまで恐怖をまと…
このレビューはネタバレを含みます
鑑賞初めは映像が古い事が気になったが、見続けるにつれて気にならなくなった。
トラックがひたすら追いかけてくる、派手なCGが沢山あるわけでもないそれだけなのに引き込まれる作品であった。
トラックの運転…
最近見た映画で一番面白かった。
さすがスピルバーグ。
とにかくトラックが殺しにくる。
怖い。否が応でもハラハラさせられる。
たまらん。最高のサスペンスだ。
とんでもない低予算なんだろうが、才能が溢…
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